描描猫猫猫アレルギーだけど猫飼いたすぎ物語

著者猫飼太陽

ジャンル：ルポ・エッセイ漫画
長さ：201ページ
5.0 （4人） 4

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作品詳細

40歳独身、一人住まいのしがないフリーランス暮らし。はたから見れば地味極まりない生活かもしれないけれど、けっこう楽しく暮らしている。でも…もしも一つだけ…望むとすれば…猫、飼いたいよーーーう！！！
物心ついた時から無類の猫好き、食欲よりも性欲よりも猫欲が強いくらい猫が好きなのに、重度の猫アレルギーゆえに飼うことが叶わなかった悲しみの日々。そこから一転して猫のいる奇跡のような今。
猫ナシの過去と猫アリの現在がフクザツに交錯を重ねる、猫・猫・猫に全身全霊を捧げるコミックエッセイ！

（※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています）

5 1 琴子最後の衝撃のラスト。思わず涙ぐんでしまいました。うちには猫２匹いるんですけど、飼い主が猫アレルギー気味なので、重症化しないように、日々のブラッシングと掃除をがんばろうと思いました。仕事が辛いとき、猫のお腹を吸わせていただいてるのですが、あの高回復薬がなくなると思うと、本当に気が狂いそうです。家内ストーカーされて振り返ればどこかに猫、イスに座ろうと思ったら既に猫、朝も早くから起こしにくる猫、寝ようとしたらおもちゃを咥えて大音量の猫、飼い主の二度寝につきあって大好きなご飯を食べるのを忘れちゃう猫、ご飯にふりかけたささみフレークがヒゲについてるのに澄ました顔の猫、窓枠からすべり落ちたトラウマでいつまでもお尻を振りながら窓枠からの距離を測ってる猫（下はベッドなのに）、ひなたぼっこが至福すぎてゴロゴロ転がりそのままソファから落ちる猫、出汁をとってるかつおぶしの匂いに瞳孔開いちゃう猫、無理やり抱っこされた腹いせにすごい勢いで爪とぎする猫、重い引き戸を無理やりこじ開けて飼い主のトイレに侵入してくる猫、お風呂に入れると扉の中と外で鳴き交わしてる猫、風呂後に怒りながらちゅーるを食べる猫、うんちを片づけるまで執拗に猫砂を撒き散らす猫、猫とは思えないドスって重量音で着地する猫、飼い主の300m圏内に入ると尻尾をピーンと立てる猫、たまに震わせてる尻尾、喉を撫でると静かにゴロゴロしてた猫、抱くと二の腕にぎゅっとしがみつく爪先、すべてが愛しいです。猫に会えない時間が辛すぎて、会社に猫の形の湯たんぽを持ち込んだこともあります。猫のような手触りのブランケットとか、猫の体温を感じられるミャウエバーとかも導入したい……。そう、この本は自分の中の狂気をも自覚させてくれるのです。でも大丈夫。作者さんのほうが絶対に猫に狂ってるから！ 2024-05-05 5731050 0 1 Hku1-a-v2 u5e1-%B6%D7%BB%D2-v2