【全2巻】完結
ジェノサイド
徳川家康が豊臣の血を絶やさんとした大阪夏の陣。
大群に包囲された豊臣方の淀君は、徳川から嫁入りした千姫を人質に落城を防ごうとしていた。
だが、その態度に家康と大阪方の真田幸村が対処する前に、姫は“里見八犬士”の一人を名乗る犬塚信乃に攫われてしまう。
現場に出くわした“真田十勇士”の一人・猿飛佐助は信乃に挑むが、彼が使う妖術によって合えなく倒されてしまった。
この事態を重く見た家康は、幸村の兄でありながら徳川についた真田信之を遣わし、佐助始め真田十勇士を動かして千姫救出をさせようと企む。
一方、里見八犬士は千姫を利用して関東に魔王を降臨させようと企んでいた。
こうして真田十勇士VS里見八犬士、忍術VS妖術の壮絶なる“殲滅戦(ジェノサイド)”の幕が切って落とされた。
この戦いに勝利し、生き残るのは果たしてどちらか……?
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)