喋らぬ本と、喋りすぎる絵画の麗人
夏期講習の帰り道、画廊に飾ってあった肖像画の麗しい美青年が、ぼくに語りかけ動き出した!?
本が喋る声を聴くことができる、特殊能力を持つ高校生の恍一(こういち)。そんな彼が驚愕と恐怖で逃げ帰った先は、父方の実家・玉造(たまつくり)家。母を失い、当主の嘉代(かよ)に引き取られた恍一は、そこで厄介な男二人と同居中なのだ。成績も身長もハイスペックで、負けず嫌いな同い年の義弟・龍一(りゅういち)と身も心も捧げる恋人契約を交わした、本に巣喰う悪魔・仰倉(おおくら)――
ヒトならざるモノたちが共生する不思議な家で、三人の無自覚な恋と色欲が保たれていた暗黙の秩序を乱していく――
※口絵・イラスト収録あり
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
レビューPICK UP
みんなの感想
あなたの感想を一覧から選んで投票してください。
巻読み
話読み
現在1巻
- Renta! TOP >
- 小説・実用書 >
- ボーイズラブ小説
本編が同じ内容の作品があります
まとめてカート
購入版をまとめてカートに
追加しますか?
本編が同じ内容の作品があります。
カート内でご確認ください。
・カートに追加できるのは最大100点です。
・レンタル中/購入済みの作品は追加されません。
・まとめてカートは購入版限定の機能です。

やっぱり不思議な感覚の小説ですね。あちら側とこちら側の狭間で起こる出来事を中止に話が進みます。洸一は、恋人契約をした仰倉と義弟の龍一との間で、悩みながらもあちら側の状況を受け入れていこうとしています。仰倉と洸一、仰倉と龍一のお互いの関係がどのように変わっていくのかが楽しみですね。