進め!白鼻進
1933年、それは日本が国際連盟を脱退し、ドイツではナチスが政権を握った年。
ひとりの売れない漫画家・白鼻進(はくびしん)は、人生最大の賭けに出た。
『のらくろ上等兵』をパロッた『ぶちねこ四等水兵』という漫画で大ヒットを作り出そうという彼の野心は、
戦争への予感が色濃くなった時代にマッチしてし、
誰も想像し得なかった地位へと彼を連れて行くが…
第21回文化庁メディア芸術祭のマンガ部門新人賞を受賞した『バクちゃん』、「このマンガがすごい!2023」オンナ編にランクインした『花四段といっしょ』の著者が、戦時中を舞台に漫画家の業を描くフィクション。
配信日:2026/06/30
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進め!白鼻進
いつの間にか、戦争は始まった
1933年、それは日本が国際連盟を脱退し、ドイツではナチスが政権を握った年。
ひとりの売れない漫画家・白鼻進(はくびしん)は、人生最大の賭けに出た。
『のらくろ上等兵』をパロッた『ぶちねこ四等水兵』という漫画で大ヒットを作り出そうという彼の野心は、
戦争への予感が色濃くなった時代にマッチしてし、
誰も想像し得なかった地位へと彼を連れて行くが…
第21回文化庁メディア芸術祭のマンガ部門新人賞を受賞した『バクちゃん』、「このマンガがすごい!2023」オンナ編にランクインした『花四段といっしょ』の著者が、戦時中を舞台に漫画家の業を描くフィクション。
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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進め!白鼻進
1933年、それは日本が国際連盟を脱退し、ドイツではナチスが政権を握った年。
ひとりの売れない漫画家・白鼻進(はくびしん)は、人生最大の賭けに出た。
『のらくろ上等兵』をパロッた『ぶちねこ四等水兵』という漫画で大ヒットを作り出そうという彼の野心は、
戦争への予感が色濃くなった時代にマッチしてし、
誰も想像し得なかった地位へと彼を連れて行くが…
第21回文化庁メディア芸術祭のマンガ部門新人賞を受賞した『バクちゃん』、「このマンガがすごい!2023」オンナ編にランクインした『花四段といっしょ』の著者が、戦時中を舞台に漫画家の業を描くフィクション。
配信日:2026/06/30
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エディターのおすすめ
戦時中の日本の、漫画家の業を描く作品。
題材は重くともコミカルで読みやすく、怒涛のスピードで駆け抜けていく全1巻です。
始まりは1933年、昭和8年の日本。
漫画家として大成したい甘神白鼻進(あまがみ・はくびしん)は、『のらくろ上等兵』(実在する漫画作品です)のパロディで猫が主役の『ぶちねこ四等水兵』を描き始めます。
幼馴染の書店店主とともに大々的に宣伝し、思惑どおりの大ヒット。
ただ読者としては、こんなにあっさり上手くいっちゃって大丈夫…?と、うっすら不安を抱えながら読み進めることになるでしょう。
子どもたちの熱狂ぶりも不穏。この予感が最後に効いてくるのです…。
白鼻進はぶちねこマネーで家を建て、売れない時代から付き合っていた彼女・あんちゃんと結婚。
ぶちねこのモデルである猫のぶちも一緒に新生活が始まり、後に子どもが生まれます。
しかし1937年、日中戦争が始まると、白鼻進は自ら軍事案件の仕事を取りにいき、だんだんおかしな方向へ。
空襲で焼ける家にぶちが取り残され、助けに行ったと思ったら漫画の道具を持って出てきたときには悲しくて悲しくて…(ぶちは自力で助かりました)。
白鼻進、進むな…!もういい止まれ…っ!横を向いて!あんちゃんにそんな顔をさせないで…!!
そのまま突き進んだ白鼻進は終戦後、ある女性から息子が書いたという1通のファンレターをもらいます。
それを読み、白鼻進はやっと、やっと気づくのです。「あれ?」と。
最終回のじわじわやってくる絶望と白鼻進の気づきの演出がすばらしく、この「あれ?」はマンガ史上深く心に刻まれる「あれ?」となりました。
最後のおまけ漫画も良かったですね…。
まさに今、この時代に読んでほしい作品です!
(編集:町田|作成日:2026/07/08)
