「景気は操作できる」と思っているエリートたちの大間違い
人間が頭で考えることで、世の中の景気が操作できるのか?経済学の中心命題に、人気のアナリストが鋭く斬り込む。【全273ページ】
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「景気は操作できる」と思っているエリートたちの大間違い
鳴り物入りで始まり、開始当初はそのパフォーマンスに将来の好況到来を期待させたアベノミクスも、そろそろ、その正体をあらわしてきたようである。株価の上昇も、円安傾向も影をひそめ、さらにこの4月の消費税増税によって、国民には好況到来の気配さえ感じられなくなっている。日銀による「異次元緩和」はいったいどこへいったのか? 世の中は、相変わらず、デフレであり、急激な変化もありそうもない。これはどういうことなのかを、該博な知識と多くの歴史的事実やデータによって説き明かしたのが本書である。本書を読めば、どんな国においても、経済政策というものは無益であるか有害であるかのどちらかだということが、はっきりとわかる。経済エリートたちのから騒ぎに騙されないために、必読の一冊である。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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