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内容紹介
毎年1月にラスベガスで開催される世界最大の銃器展示会SHOT SHOWは、新型コロナウイルス感染症の世界的流行拡大の影響で今回中止になってしまいました。
それに代わるものとしてSHOT SHOWオン デマンドがネット上で開催されています。
新製品の数はかなり限定的ではありますが、それでも興味深い新しい銃やアクセサリーが登場していますので、それらを詳しくご紹介していきます。
その他の記事として、第一世代バトルライフルのひとつでその後に世界的に普及したFN FALのルーツであるFN 1949の詳細レポートや、これまで記事にしたことがない現代型アサルトライフル ロビンソンアーマメント XCR、気品漂うクラシックリボルバー S&Wモデル27 8−3/8”、現代のセミオートマチックピストルとしてSIG SAUER P365XLロミオゼロ、.380サブコンパクト グロック42、第二次大戦でフランス軍が使ったSACM 1935Aなど、今月も新しい製品とクラシックな製品を取り混ぜた実銃レポートを満載してお届けします。

・SHOT SHOWオンデマンド
SHOT SHOW 2021は新型コロナウイルス感染症の影響で中止となってしまった。しかし、もし今年も予定通り開催されていたら、いったいどんな新製品が展示されたのだろうか。そこで2020年後半以降の新製品情報を各メーカーからかき集めて、ここに一挙公開する。これはいわば“誌上SHOT SHOW”だ。

・S&Wモデル27−2 .357マグナム 8−3/8”
Nフレームは、パワフルな大口径アモが撃てるラージフレームだが、その中でもモデル27は“6連発のキャデラック”と呼ばれるほど豪華な.357マグナムだ。今回はそんな1974年製モデル27−2、8−3/8インチのロングバレルモデルをご紹介する。

・ロビンソンアーマメントXCR 究極のコンバットライフル 
エクストリームコンバットライフル=XCRは、SCARプログラムでFNハースタルの後塵を拝した。しかし、その性能が劣っていたわけではない。小規模メーカーゆえFNに勝てなかったに過ぎない。この銃を実際に手にして、その完成度の高さに驚いた。バトルプルーフが加えられれば、その名の通り、究極のコンバットライフルになるだろう。

・ルガー Mark IV コメモラティブ70thアニバーサリーモデル
.22口径のルガーオートピストルが誕生したのは1949年だ。あれからもう72年が経過している。同時期のコルトウッズマンやハイスタンダードは跡形なく消えたが、ルガーは今でも色褪せていない。2019年には70周年記念モデルも登場した。遅ればせながら、ルガー22オートの古希をお祝いして、Mark IからMark IVまでの進化を辿るこのレポートをお届けしたい。

・カラシニコフUSA KP−9 & ディセデントアームズKOMP9エリートコンペティション9mmカービン
ロシア製AKは輸入規制の影響により、米国で入手することはできない。この状況に対し、カラシニコフUSAは、AKプラットフォームのライフル&ショットガンを製造供給し、これを可能とした。同社のKP−9はAKベースのサブマシンガンPP−19−01ビチャスの完璧なクローンとなっている。また、ディセデントアームズはカラシニコフUSAのKR−9をベースに完璧なレースガンを供給、AKの楽しみ方を大きく広げている。

・FN−49(SAFN) 7.9mm×57セミオートマチック歩兵ライフル
第一次世界後、歩兵ライフルのセミオートマチック化に向けた開発競争が始まり、ベルギーのFNでもその研究が進んでいた。もしベルギー軍がもっと早くにセミオートマチックライフルの採用を決断していれば、あの戦争は少し違った展開になっていたかもしれない。戦後になって完成したFN−49は、時代に翻弄されて製造期間は短かったものの、FN−FALが誕生する上では不可欠なライフルだった。

・SIG SAUER P365 XL ROMEOZERO
コンパクトな9mmキャリーガンにもダットサイトを載せたいというユーザーのリクエストに応え、SIGは大人気のP365XLに自社の小型ダットサイト ロミオゼロをはじめから組み込んだ新製品を発売した。これはキャリーガンの新たな潮流となっていくだろう。

・第二次世界大戦 ドイツ軍と共に戦った外国製ピストル P625(f) SACMモデル1935A
フランスは独自規格の軍用ピストルSACMモデル1935Aを1937年に制定し、量産を開始した。この銃を生み出したシャルル・ペッターは波乱に満ちた人生を歩んでいる。そんなペッターの生涯とともに、ほとんど語られることのないフランスの軍用ピストルにスポットを当ててみた。

その他

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