忘却城 炎龍の宝玉
瀕死の炎龍が飛来。龍語の通訳官に任命された儒艮だったが……。死者が蘇る異形の世界を舞台にした傑作ファンタジイ!【全345ページ】
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忘却城 炎龍の宝玉
死者を蘇らせる術で発展した亀珈王国。儒艮が塾を開くために買ったのは札付きの幽霊屋敷。引っ越し初日から怪奇現象が多発し、同居する金魚小僧をおびえさせていた。そんな折、瀕死の炎龍が飛来。王都を大混乱に陥れる。神をもたない亀珈王国にとって、炎龍は至高の存在だ。龍語を解するのは蘇った死者と生きた人間の間に生まれた界人だけ。そこで急遽儒艮が通訳官に指名される。彼はいまや大切な家族となった金魚小僧のため、ある目的を胸に役目を引き受けるが……。独特の世界が読む人を引きつけて放さない<忘却城シリーズ>第3巻。/解説=井辻朱美
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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