オーディオブック シャーロック・ホームズ 「ライギット・パズル」
ヨーロッパ中を震撼させた大事件を解決したホームズ。
その名はヨーロッパ中に響き渡っていた。しかし、その代償は大きく、ホームズは過労の為、神経症になってしまった。見かねたワトソンは、彼に転地療養を勧め、ライギットにいるかつての戦友のもとを訪ねる。
しかし、事件はホームズを放ってはおかなかった。
ワトソンが反対する中、事件が舞い込んでくる。大地主の家に次々と強盗が入った。2件目の強盗でついに使用人が殺害される。
そして事件によってホームズの目は再び輝きを取り戻すのであった。
残された謎のメモの断片……。ホームズの推理が見事に冴え渡る!
『ライギット・パズル』(原題:THE REIGATE PUZZLE)は、「ライゲートの謎」や「ライゲイトの大地主」などの邦題で知られる。
ちなみに“ライゲート”は間違った発音で、現地での発音は“ライギット”である。
(1893年6月初出)ストランド・マガジン「シャーロック・ホームズの記憶」より。
First published in the Strand Magazine, June. 1893
アーサー・コナン・ドイル(Doyle Arthur Conan)
1859〜1930。
エジンバラ生まれ。医師として開業後、ホームズものの最初の作品「緋のエチュード」を発表し、その後、「ストランド・マガジン」にホームズものが連載される。冷静で鋭いホームズとさえないが温厚なワトソンが難事件に挑むこのシリーズは70編近くある。ホームズのシリーズが与えた影響は探偵小説にとどまらない。シリーズに関しては詳細な研究がされており、シャーロッキアンと呼ばれるファンが世界中にいる。ホームズものに関する辞典は何冊も出され、ホームズものを題材にした本もまた数多い。ドイルによって書かれた「聖典」の他に、多くの作家がパスティッシュやパロディを発表した。(青空文庫より)
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