誰もが下流になる時代の生き方
なぜ、働いても貧しくなる一方なのか? なぜ、景気がいいとされるのに給料は増えないのか? そして、10年後、20年後の日本はいったいどうなっているのか? 少子高齢化による人口減少で徐々に衰退してくというのは本当なのか? 格差社会がますます進展し、一握りの「勝ち組」winners(富裕層)と、大多数の「負け組」losers(貧困層)の国になっているというのは本当なのか?
本書では、わが国の格差社会がグローバル化の結果であると説いた前著『這い上がれない未来』から一歩進んで、世界規模で「前近代化」(中世に戻る)していく現実を明らかにする。おそらく、半世紀以内に近代的価値観は失われ、世界は「暗黒の中世」に逆戻りしているだろう。そして、わが国の社会は、サラリーマンもOLも消滅し、ただ働いて生きる労働者と、それを管理する管理者だけの社会になっているであろう。
つまり、ほとんどの人がワーキングプアとなる「総下流時代」がやって来る。近代化とはいったいなんだったのか? 21世紀のいま、あらためて私たちは考えるべきときがきた。
* 本書は『総下流時代』を電子版発行にあたり改題したものです。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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