ダボス・イン・チャイナ
毎年1月末、スイスの保養地ダボスで行われる世界経済フォーラム年次総会、通称「ダボス会議」は、日本でもよく知られている。世界のVIPが勢揃いし、この会議の行方自体が、今後の世界を決定づけるとまで言われている。
ところが、毎年9月に、「夏のダボス」が中国で開かれており、ここにも世界のVIP 約1500人が勢揃いする。この夏のダボスに、7年連続で参加している唯一の日本人である筆者が、中国で行われるダボス会議の全容を、日本で初めてオープンにする。あわせて、普段会えない中国や世界のVIPたちへの直撃取材を敢行、そのナマの声をレポートする。
「中国版ダボス会議」とは、いったいどんな会議なのか? そして、その舞台裏ではなにが進行しているのか?
本書は、2010年に行われた「中国版ダボス会議」の3日間を生々しく再現し、読者があたかもダボス会議に参加したかのような臨場感で描いている。そして、この会議取材をとおして見えてきた「GDP日中逆転後の日中関係」の今後を、展望している。日本と世界、中国の今後を読み解くうえで欠かせないレポートである。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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