午後遅く、食事もとれずに一生懸命働いたユジンは初めて見るスーパーに足を入れる。インスタント製品のクオリティの低さに引き返そうと思った瞬間スーパーのおじいさんが現れ、サービスと言って妙な調味料をタダでくれる。タダで調味料ももらったことだし久々に料理でもしようかなと思い、意気込んで卵焼きを作り始めるが、ほぼ完成した卵焼きに調味料を加えた瞬間、「パァン！」濛々とする煙のなか…そこからは卵焼きではなく、人間の卵焼き（？）がとぼとぼと歩いてくる。そしてその卵焼きからの第一声は…「あなたですか？僕のご主人様は。」こうやってユジンは思いがけず卵焼きとの同居生活を始めることになるのだが…

厳しい圧帝と絶望が共存する統制された国家であるパンテラ。政府に抗ったヒーローたちは反逆者の烙印がつけられたまま、一人残らず消されてしまう。亡くなったヒーローの息子であるイーデン。イーデンは果たしてパンテラで無事に生き残ることができるのか？

情報をボックスごと引き渡すことから、「ボックスマン」と呼ばれる主人公・有馬誠一。いつものように放送局のプロデューサーや警察、そして囚人たちから情報を集めていたある日、とある殺人事件に巻き込まれる。
最初はスクープを取ったという嬉しさから、興奮気味で現場を徘徊するが、徐々に自身の周りの人々が怪我をしたり、危険な目に遭うことが増えてゆく。
犯人に対する怒りや挫折を感じた彼は、自分を締めてくる「共犯」を捕まえることを決意するが…

シェアハウス。各自の事情を隠した女子たちの、危険かつ甘い同居が始まる！渋谷の端っこに位置する裏路地。貧乏な若者が集まって住むシェアハウスに、国家情報院局長を殺害し姿を晦ました、「コードネーム：透明人間」が住んでいる！？…3年前、透明人間を捉えるための作戦を遂行中に、自分の失態で片思いしていた先輩を失い…全ての意志を失くしたまま暮らしていた現無職・前エリート諜報員の高山杏菜。誰も信じてくれないけど、必ず透明人間の正体を明かして国家情報院に復帰してやる！…と思ったが、なぜか状況はこじれていくばかりで…熾烈な人生の中で各種のバイトや契約社員の労働で鍛えられたシェアハウス住民である若者たちの泣いて笑えるストーリー！果たして杏菜は、今度こそ透明人間を捕まえることができるのか？