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2017年のRenta!スタッフオススメ作品をご紹介! 気になったらぜひ立ち読みしてみてください♪ |
バックナンバー
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『アルテ』【12月26日オススメ】 イタリアが好き!という方にオススメの作品がコチラ、『アルテ』でございます。 16世紀、活気あふれる華やかなる時代、ルネサンス期のフィレンツェが舞台で、 主人公の下級貴族のお嬢様「アルテ」が画家を目指す…というお話です。 数々の画家工房に突入しては断られ続けるアルテですが、男尊女卑の時代だったので女性が働くというのには風当たりが強い時代です。 しかも貴族のお嬢様が相手にされるはずがないのですが、そんな中なんとか根性で小さな画家工房に弟子入りします。 持ち前の明るさとポジティブさと根性で困難に立ち向かうアルテを見ていると元気がもらえます! 時代背景の説明も入っているので、当時のフィレンツェの人々の暮らしなど為になる話もあったりしますので、 当時のイタリアや画家の暮らしに興味ある方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか? (編集:加賀) | |
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『保安官エヴァンスの嘘』【12月19日オススメ】 モテたい男性の諸君、保安官はモテるそうですよ! ……と作中で主人公が言っております。 モテたい主人公、クールで硬派な保安官エヴァンスのモテたい日々がつづられたコメディです。 もう一度言います、コメディです!!(察して) よく映画やドラマの西部劇の保安官といえば、各回ごとに新しいヒロインが出てきて、ヒーローに惹かれて恋に落ちて…というパターンですが、ところがどっこい。 なんででしょうね、かわいいヒロインは出てくるし、ヒーローも(内心色々ありつつも)クールに決めているのに。 なんででしょうね。 「その先」に到達しない。 ゲストヒロインはヒーローに惹かれているようなそぶりがあるにもかかわらず、ここぞというタイミングで去っていく。 物語自体のメインヒロインもヒーローに想いを向けるも、素直になれないツンデレ賞金稼ぎ。 どちらかが素直になれば秒速でカップル誕生するのに…と思いながらも、よしいいぞ、このままこのまま!と思っているワタクシです。 いつか、彼女ができるといいですね!エヴァンスさん!!(  ̄- ̄) (編集:柳) | |
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『ヤンキーショタとオタクおねえさん【デジタル版限定特典付き】』【12月12日オススメ】 年下男子の良さがまだ解らないという方にこの作品をオススメしたいです! 隣に住んでるオタクのお姉さんに恋をしているヤンキーショタが 鈍感なお姉さんに猛アピールするストーリーなんですが、 ヤンキーショタの龍桜(りゅうおう)くんがめちゃくちゃ可愛いです!!! ヤンキーなショタに全く興味が無かった私も ツンデレ赤面顔を発動したり 一生懸命アピールしている所を見ながら デレデレした顔で読んでしまいました。 ショタ好きであろう先生のこだわりが仕草やキャラデザからものすごく伝わってくるんです。 ショタショタ言いすぎておりますが、ギャグのテンポも素晴らしく、初コミックスとは思えない完成度です! お姉さん側のオタクの世界も並行して描いているのでオタクあるあるネタも豊富で そういう意味でもかなり楽しめるかと思います。 オタクのお姉さんが鈍感プラス天然なので 龍桜くんの恋はなかなか進展しないのですが (オタク活動に忙しいのが最大の理由な気もしますが…) このままでもいい気がします。 ずっとお姉さんを追いかける龍桜くんを愛でていたい… そう思うのはすでにヤンキーショタの魅力に取り憑かれているからなのでしょうか。 (編集:酒井) | |
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『FINAL FANTASY LOST STRANGER【特典付き】』【12月5日オススメ】 『FF×異世界転生』 こんな最強の煽り文が存在してもいいのでしょうか。 異世界転生物もたくさんでて、個人的にはもうお腹一杯だったんですがこの煽り文を前に素通りは出来ません! 『お腹一杯 + FF』という、とてもハードルが高くなった状態で読んじゃいましたが、これは面白い。オススメです。 この作品独自の設定はありますが、『FF』が舞台ということで作品の世界観にすんなり入っていけたのがとても読みやすかったです。 知ってる魔法や好きなモンスターが出てくるのも、やはり、テンションが上がります。 まだ1巻ですが、これから広がるであろう世界への期待は十分にできます。 『FF』好きはもちろん、ちょっとでも興味があれば読んで見てください。期待に応える一冊です。 (編集:橋田) | |
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『懲役339年』【11月28日オススメ】 正直絵柄の好みは分かれるかもしれませんが、読み終えた後は名作映画を見たような気持ちになれるはず…! 「懲役339年」を受けた大罪人ハロー。 もちろん、人の寿命がそんなに長いわけがありません。 死後、この懲役は「生まれ変わり」に引き継がれます。 産まれた瞬間から刑務所で懲役を受け、罪を犯した記憶もないまま大罪人として扱われるのです。 この作品はそんな世界の中で生きる大罪人ハローの生まれ変わり達のお話です。 本当に「生まれ変わり」はあるのか? 何代にも渡って罪を償う中で、ハローとその周りの人物たちは何を思い、どう変化していくのか? 最後の最後まで読み応えがあり、目が離せません。 この世界観とストーリーは是非とも多くの人に味わってほしい。 魂の輪廻・生まれ変わりを…あなたは信じますか? (編集:谷山) | |
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『エンジェルリップ』【11月21日オススメ】 あらいきよこ先生の名作です! 懐かしいなぁと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか!今では書店で売っていないので、電子書籍で読めるようになって本当に有り難いです。( ;∀;) 主人公のみきなは小さい頃は売れっ子の子供モデルでしたが、ある事件がきっかけでモデルをやめてしまいます。しかし、ある日使うとキレイになれるという「エンジェルリップ」を手に入れてからモデルの仕事に復帰するところからストーリーが動き出します…! みきなはモデルで可愛いけど等身大のただの女の子で、友達と喧嘩して悩んだりモデルの仕事がうまくいかなくて落ち込んだりすることも多いですが、その中で明るく前向きに生きている姿をみると、精神力の強さをヒシヒシと感じます!(笑)(そこがいいところです!) なんといっても素敵なキャラクターなのが、みきながモデル復帰するきっかけとなったヒロです!(*´ω`*) ヒロはフランス人とのハーフイケメンでとにかくカッコいいし、みきながピンチの時には必ず助けてくれるという優しさもあり、本当に好きになれます(笑) だけど過去に複雑な事情を抱えていて、時々見え隠れする儚いオーラが母性本能をくすぐる感じがします。(笑) 幸せになってほしいと願わずにいられません! 子供の頃に初めて読んだ時もかなりハマっていましたが、今読んでも十分面白いです! どの世代の方の楽しく読めると思うので、ぜひ一読! (編集:佳野) | |
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『おはよう、いばら姫』【11月14日オススメ】 ある目的のために「丘の上のおばけ屋敷」で家政夫のバイトを始めた高校生・美郷 哲(守銭奴) "ある体質"のために、おばけ屋敷の離れで暮らす謎の少女・空澤志津(引きこもり) これは、秘密を持った二人が出会って恋をする、そんなお話です。 物語の大筋は王道のボーイ・ミーツ・ガールですが、 恋愛、ミステリー、ホラー、シリアス、コメディーなどなどたくさんの要素がぎゅっと詰まった作品です。 哲が恋をした"志津"は一体誰だったのか? 2人が抱える"秘密"とは? 単なる少女漫画だと思って読み始めると、確実に期待を裏切られます(もちろん良い意味で)。 背は小さいけど正義感が強い哲と、美人だけど箱入り娘で世間知らずな志津。 不器用な2人のやりとりに思わずにやけてしまいます。 次第に人間らしくなっていく志津の成長にも是非注目してみてください。最後には感動でうるっときてしまうはず。 きっとページをめくる手が止まらなくなりますよ! (編集:倉田) | |
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『先生白書』【11月7日オススメ】 日本を代表する人気漫画家・冨樫義博先生の初期の仕事ぶりや出来事を、一番身近で見てきた元アシスタントが描く『先生白書』。 本作品は1990〜96年までアシスタントを務めていた漫画家の味野くにお氏が、あっという間に超売れっ子の漫画家へと駆け上がっていくことになる、当時24歳の冨樫先生との出会いから始まります。 自宅兼仕事場でアシスタントと二人で漫画制作を行っていた当時の状況や、連載も順調に進んで次第に作品が人気になるにつれて、毎週迫りくる締め切りに追われてままならなくなる冨樫先生の姿も描かれています。 忙しい中でもアシスタントを気遣ってネームをじっくりと丁寧にアドバイスする様子や、一方でぼろぼろの状態になりながらも床に寝そべって制作する姿からは、身を削って作品を描き上げようとする冨樫先生の人となりが垣間見えてきます。 かく言う私は、漫画のカバーの折り返しにある作者紹介で拝見するコメント以外、冨樫先生の人物像は謎に包まれていたので、幼少期や青春時代に冨樫作品とともに過ごしてきた方、また「冨樫義博」ってよく聞くけど知らない…という方にもとてもオススメの作品です! (編集:汐田) | |
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『ドリフターズ』【10月31日オススメ】 日本史、世界史を問わず歴史上の人物が異世界に集まってドンパチするダークファンタジー。 概ね歴史上でどのように死んでしまったかによって、世界を憎み破壊する「廃棄物」勢力と流れモノとして異世界に迷い込んだ「漂流者」勢力に分かれて戦います。人物ごとの背景を知っていると楽しさ倍増なので、歴史好きは必見。 『HELLSING』の平野耕太作品なので戦闘・戦争シーンや台詞回しの独特な迫力、カッコよさはもちろん顕在。 しかし、この作品でなによりも特筆すべきは、技術・文化レベルが異なる世界に新しい技術や思想が持ち込まれた際の反応が詳細に描かれている点です。 同じ道具でも扱う者によって用途が変わったり、思想や死生観の違いから生じる戸惑いが描写されることで作品世界のリアルさ、奥深さが実に際立っています。 チェックしておいて損は無い作品ですので、ぜひ読んでみてください。 (編集:新堂) | |
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『マイホームヒーロー』【10月24日オススメ】 長年、色んなマンガを読んでいると、第1話を読んだ瞬間に「あ、これは絶対に面白い」と感じることってありますよね。この「マイホームヒーロー」が久々にそれでした。 47歳の鳥栖哲雄は、愛する妻と1人娘がいる、普通のサラリーマン。趣味は、推理小説を読むことと書くこと。新作を書いては投稿サイトに投稿している。そのミステリーの知識が彼の人生を思わぬ方向に導いていく…。 平凡な日常生活から、いきなりの非日常。 恐ろしいことをしているのだけど、久々の夫婦での共同作業は、ちょっとワクワクしてるように見える。特に奥さんが。いざという時の腹のくくり方、女性はすごいです。 これを書いてる時点で、展開がどうなるかまだ全く分からず、とにかく毎週目が離せません! 今のうちにチェックして損はないですよ。 (編集:野村) | |
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『ねねね』【10月17日オススメ】 まず、表紙に惹かれました!狐面とか狐モチーフが大好きなので、 見事釣られましたね。 そして16歳の新妻と、新妻:小雪より20歳も年上の狐面の旦那さん:清さん。 年の差カップル、キターーーーーー\(°∀°)/ーーーーーー!!! 清さんに釣り合うように大人になりたい小雪と、意外と子供っぽい清さん。 も、もだもだ、す…る…っっ/////// 超絶かわいいですっっ(*´∀`*)キュン! 妖精さんやら龍の子どもやら、ちまくてかわいいのがいっぱい出てきますvv でもふてくされてちまくなる小雪は反則的にかわいいですっ!! ふたりの行く末も清さんの素顔も気になって気になって仕方ないです! ひさしぶりにキュンキュンしました!やっぱりラブコメは正義(*-ω-)ウンウン♪ (編集:柏木) | |
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『スローモーションをもう一度』【10月10日オススメ】 一緒に趣味を楽しめる友達がいたらなあー。 ひとりで好きなことをしている時、ふとそんなことを考えて寂しくなってしまうことってありませんか? 私は、よくあります。。 このマンガの主人公・大滝くんは、一見今時リア充高校生だけど、 実はアイドルや歌、おもちゃなどの「80年代文化」が大好き。 そんな大滝くんの目下の悩みは、大好きな昭和趣味をわかちあえる相手がいないこと。 しかしある日、クラスの地味な女の子・薬師丸ちゃんも同じ趣味の持ち主だと知り…!? 同じ趣味だとわかったとたんに急接近していく二人ですが、 その友達以上・恋人未満の距離感がめっちゃぎこちなく、高校生とは思えないほどかわいいんです…! それこそ昭和アイドルの歌詞のように初々しい二人を、こちらまで手汗をかいて見守ってしまいます! 昭和歌謡にのせて展開するノスタルジックな青春ストーリーを、ぜひお楽しみください! (編集:千葉) | |
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『双亡亭壊すべし』【10月3日オススメ】 こんにちは。「うしおととら」は真由子派の吉田です。今回紹介するのは藤田和日郎最新作「双亡亭壊すべし」。タイトルが素晴らしい。藤田作品の読者ならタイトルを聞いただけで、双亡亭を壊すために集いし者たちのドラマと、クライマックスに向けて加速しながら張り巡らせた伏線が回収されていく怒濤の展開を想像してワクワクしていることでしょう。 内容は双亡亭という幽霊屋敷を破壊するためにいろいろする話なんですが、のっけから想像を超えたストーリーで驚きの連続です。1話で双亡亭を壊すために総理大臣があることを実行するんですが、読み終えて「壊れないんかい!双亡亭ってなんなんだい!?早く続きよみてええ」となりました。冒頭から謎だらけで伏線ありで続きが気になります。現在連載中のため、続きが気になりすぎちゃう人は、過去の完結済み作品の一気読みもオススメです。「うしおととら」も「からくりサーカス」も面白いですよ。私は節目節目に繰り返し読んでます (編集:吉田) | |
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『トモちゃんは女の子!』【9月26日オススメ】 今回オススメするのはWebマンガで注目を浴びた日常系ほのぼの4コマ『トモちゃんは女の子!』です。 ストーリーは王道で、男勝り(実際に強い)ボーイッシュなトモちゃんと幼馴染のジュン君が「男同士の大親友」的な仲から、友人たちに助けられたり、からかわれたり、ヤキモチ焼かれたりしながらちょっとずつ「女の子」として見られ2人の関係が変わっていく…というラブコメディです。 大きな事件もなく、2人とその友人たちの掛け合いでずーっと話が続く、本当に王道中の王道ストーリーだと思いますが、主人公たちだけでなく、2人を囲む友人たちもとても個性的で、キャラ達全員の掛け合いが本当にクセになります!!! 2巻を過ぎたあたりから、気づいたらクスッと笑っちゃったり、キュンとさせられてしまう…! ちょっとひねくれた目線から読んじゃう私ですが、こんな青春あったな、とか、こんな青春味わいたい…!楽しそう〜と心から思えます。 展開が奇抜なわけでも、設定が奇抜なわけでもないのに、こんなにも続きが気になる作品があるなんて…。 しつこいですが、じわじわくるこの面白さ、本当にオススメです!! 誰にでもオススメできる作品だと思うので、ぜひ手に取ってみてください♪ (編集:なでこ) | |
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『盆の国』【9月19日オススメ】 夏が終わっちゃって寂しいな〜という方にぜひ読んで頂きたい! 日本の夏の雰囲気を存分に感じられる作品です。 お盆の間に帰ってくるご先祖「おしょらいさん」が見える少女・秋。 なぜかお盆のある一日に閉じ込められてしまった彼女は、何回も同じ日を繰り返すことになります。 何かを知っていそうな謎の青年・夏夫と一緒に、お盆を抜け出そうとするのですが―… この和とSFが混ざった不思議なストーリーがとっても新鮮でした! お盆っていう風習は非日常的な感じがしますよね、 亡くなった人が帰ってくるっていう感覚はすごく日本人ぽいのかなと思います。 序盤はそんなお盆独特の空気感が穏やか〜に描かれていて、ページを眺めているだけで夏を感じられました。 そして「おしょらいさん」の見た目が超可愛い!!ゆるいフォルムととぼけたような表情に癒されます…! しかしそんなゆるめ非日常な序盤から一転、中盤以降はハラハラ&ドラマチックな冒険譚が展開します。 何回か同じ日を繰り返すうち、「おしょらいさん」たちの力がどんどん強くなっていることに気づいた秋と夏夫。 そしてそれに反比例するように、生きている人たちが弱っていく描写が、直接的なことは描いていないのにとても霊的でゾクゾクしました。 お盆はあの世とこの世の境目があいまいになる、という設定、すごく説得力があるなあと思いました。 力を増した霊たちがすごくすごく怖くて、「この世のものでは無い感」が本当に不気味です! ラストはとても前向きなのですが切なくて、何度読んでも泣きそうになります。 夏の終わりってなんであんなに寂しいんでしょうか… 社会人になると、お盆ってたくさん休めて嬉しい〜くらいの感覚になりがちですが、 お盆本来の意味を思い出させてくれる作品だと思います。 過ぎた夏に思いを馳せたい方は読んでみてください!きっと夏とお盆が待ち遠しくなりますよ(´▽`) (編集:村田) | |
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『深夜食堂』【9月12日オススメ】 歓楽街の端にある小さな食堂。夜12時から朝7時まで営業していることから「深夜食堂」と言われています。 メニューは少なく豚汁定食、ビール、酒、焼酎しかありませんが、マスターが作れるものならば、言えば何でも作ってくれます。 この「深夜食堂」を舞台にマスターとそこへやってくるお客さんとの人情味あふれる人間ドラマがあります。 登場人物に関する料理のエピソードが1話完結で描かれていて、途中の巻から見ても大丈夫! 作品で紹介される料理はどれもおいしそうで見ていたら食べたくなってしまう……!! とくに9巻で紹介される「きびなごのフライ」は本当に食べたくなってしまいます(^p^) まさに飯テロ!!空腹時に読むと危険です……。 実際にあったら行きたくなる食堂がこの作品にはありますヽ(*´∇`)ノ ほっこりしたい方に、ぜひオススメです! (編集:加賀) | |
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『王ドロボウJING新装版』【9月5日オススメ】 かつてアニメにもなっていたこの作品。かくいう私もアニメを見てから原作にハマり、コミックス・DVD・OVAと買い揃えたクチです。 この作品の何がスゴイって、やっぱり「世界観」でしょう! 熊倉ワールド全開の世界にページを開いた瞬間から一気に引き込まれてしまいます。 人によっては「わけがわからない…」と敬遠してしまうかもしれません。それぐらい「特異」な世界なのです。 『王ドロボウJING』はボンボンで連載されていたため、絵柄がかなり少年向けのものですが、だんだん洗練されていい意味で特徴のあるものになります。青年誌で連載された『KING OF BANDIT JING』の方もご覧ください。 アメコミ風の描き文字なんかも、当時のボンボンの連載作品の中でも異色だったのではないでしょうか? 各キャラ・街の名前にはお酒に関する名前が使われています。 キャラクターの名前にはベースとなるお酒・そしてそのお酒を使って作られるカクテルの名前が街の名前、という風に。 詳しくは新装版の5巻からの巻末に解説が掲載されているので本編とあわせて読んでみてください。 JINGの世界には謎がたくさんちりばめられています。 ちょっとネタバレになりますが、主人公のジンとキールの謎については少年誌版と青年誌版・全14巻の中でその謎が解明されることは…あんまりありません(´-ω-`) 謎は謎のままで、それでも問題なく次々と読めてしまう。 そのミステリアスな感じがジンをさらにかっこよく見せているのです。 各シリーズに出てくる通称JINGガールにもご注目☆ 少女から大人のお姉さんまで幅広く、皆とても魅力的です。 そして大体ジンに惚れる……なんて罪な男だ。 ドロボウ繋がりで「奴はとんでもないものを盗んでいきました」という有名なあのセリフを捧げたい。 お調子者のキールも、ジンといいコンビでこのコンビはいつも最強! シリアスやピンチな時でもキールがテンションを上げてくれるので、楽しく読めます。 個人的には爆弾生物(ポルヴォーラ)が可愛くてオススメ。その名の通り取り扱い注意ですが(笑) サンプルを読んで、この世界にスルッと入っていけたのなら、ぜひそのまま最後まで読み切ることをオススメします。 あっという間に『KING OF BANDIT JING』の7巻まで読んでしまっていることでしょう… (編集:柳) | |
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『BANANA FISH』【8月29日オススメ】 私がこの作品と出会ったのは高校の頃でした。 最初は古い作品だからと敬遠していたのですが、 1冊読んだらバナナフィッシュの謎が気になってその日のうちに読破! その後は何週間かこの作品の事を考えてぼーっとしていました。 かなり影響を与えられた作品で、未だにマイベスト漫画です(。-`ω-) 最近ですと海街diaryで有名な作家さんなので 驚く方ももしかしたらいるのかもしれませんが… この作品はアメリカの裏社会を描いた壮大なストーリーです。 少女漫画の枠に収まらない、 バリバリのアクションハードロマンものなんです!! (サスペンス要素も入っています) ベトナム戦争後の物語ですが、 この展開は現代にも起こり得そうなので、 今読んでも十分ドキドキします。 少年たちの生きるか死ぬかの戦いに目が離せませんし、 遣る瀬無さに泣けるところもあります( ;∀;) 主人公のアッシュはIQ180以上の頭脳を持ち、 戦闘能力にも長けていて、金髪、緑目で整った美しい顔、 そして、カリスマ性を合わせ持ったとんでもないキャラクターなのですが、 吉田先生が描くと、全く諄くならないカッコよさで、 実際に生きていそうなリアリティがあります。 裏社会を描くと同時に、国も育った環境も全く違う男同士の友情を描いた ブロマンス要素もありますので女性向けかと思われがちですが、 男性ファンもかなりいる作品です。 紙書籍を販売しているお店も最近ではかなり少ない気がしますので これを期に、電子書籍で一気読みするのはいかがでしょうか(*^▽^*) (編集:酒井) | |
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『アオアシ』【8月22日オススメ】 どうもみなさん、おはこんばんにちは! 最近、YOU TUBEのゲーム実況動画にハマってる橋田です。 今回ご紹介させていただく作品は、『アオアシ』です。 アツい展開の漫画が大好きな私は、この作品にすっかりハマってしました。 いままで、サッカー漫画は結構読んできたと思いますがこの作品ほど、この先の展開が気になったことはなかったかもしれません。 東京にある強豪Jクラブのユースチーム監督・福田達也が、たまたま見かけた地元の中学生のサッカーの試合で見つけた主人公、青井葦人(あおいアシト)。 アシトに才能を感じた福田だったが、あまりにもサッカーの技術が足りないことを理由に興味を失いかける。 しかし、福田はアシトのある才能に気付き、自分の率いるチームの入団テストを受けるように勧める。 こんな感じで物語は始まるのですが、この技術が足りないというのと、ある才能という2つのポイントがこれから、アツい展開をドンドン生んでいきます。 アツい甲子園もいいですけども、アツいサッカーもオススメです! (編集:橋田) | |
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『織田シナモン信長』【8月15日オススメ】 表紙とタイトルを見て「なんじゃこりゃ?」と思う方も多いでしょう。 歴史もの?いいえ、コメディ作品でございます! 1582年、本能寺の変で亡くなった信長が現代に転生―― と思ったら犬になっていた!? という設定だけでもワクワクさせてくれますが、さらにご近所には歴代の戦国武将(ただし犬の姿)が勢ぞろい! 武田信玄も上杉謙信も伊達政宗も真田幸村etc……明智光秀まで登場!? なんで現代のしかも近所に有名武将全員が転生したのかはさておき、現代で犬の習性を身につけつつ過ごす武将達の姿には笑わざるをえません。 大河ドラマで数年に一度、本能寺の変が放送されている事を知り、自分が死ぬ姿に絶望するシーンは必見。 飼い主との絆、犬同士の姿で巻き起こる武将同士の戦い。 現代で天下を取る武将(犬)は誰なのか!? 是非一度ご覧あれ! (編集:谷山) | |
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『妖怪学校の先生はじめました!』【8月8日オススメ】 内容はすべてタイトルに集約されている気がしますが、 人間が妖怪の学校で教師を始めるというものです。 一言でいうとハイテンションコメディです! ギャグの勢いが良すぎて何が何だかわからなくることも多いですが、 とにかく声出して笑うほど面白くて元気がでます! 生徒・先生の妖怪達は多種多様で、イケメンからもふもふしたゆるキャラまでひっきりなしに出てきます。 そのような個性的なキャラクターが学校の行事イベント等に参加したりするので、 何をしていても基本的にてんやわんやします。 そのため、次にどんなことが起こるのかわくわくしながら読めるかと思います! 作品が始まって6ページ目で主人公の新米教師・安倍晴明の『僕はセーラー服が大好きなんだ』という 謎の自己紹介があります。この時点で「主人公はちょっとやばい人かな?」と思いますし、 これが後々のストーリーによく絡んでくるので本当に不思議なハイテンションで進んでいきます(笑) ぜひサンプルを読んで、確かめてみてください! (編集:佳野) | |
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『品川心中』【8月1日オススメ】 落語といえば御年配が聴くものというイメージがありますが、オトナの女性の間で今、落語を聴いたり寄席に足を運ぶ方が増えているそうです。 本作は遊郭を舞台にした演目のひとつ「品川心中」を含む、古典落語を題材にした短編5編の落語マンガです。 落語のなかでも大ネタ(真打ちなど実力のある落語家が演じる、難易度の高い作品)を中心に描かれた本作は、絵が繊細でありながらストーリーは骨太で人情噺や遊女との色恋沙汰の話など、たくさんの人物から古典ならではの歯切れの良い江戸の噺言葉も味わえます。噺の最後の「オチ」まで笑えたり、人情噺にほろっときたり、気が付いたら引き込まれてしまいます。 落語はちょっとむずかしいと思われたり、敷居が高いと感じられている方でも入門編としてとてもオススメの作品です。またこの作品をきっかけに落語の醍醐味、寄席にぜひとも足を運んでみてはいかがでしょうか。 (編集:汐田) | |
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『未満れんあい』【7月25日オススメ】 ピュアっピュアな年の差ラブコメをどうぞ! エロゲー制作プログラマーのもっさい三十路男と天然系女子中学生の二人が、恥ずかしくなるくらいウブな恋愛模様を繰り広げていきます。 序盤は三十路男が好意を抱いてもらえるように残念な努力とカラ回りを繰り返しますが、やっていることは残念でも相手の事を考える誠実さが伝わってきて、もっさい三十路男も段々可愛く見えてきます。(女の子は当然のように可愛い) キャラクターが殆ど皆いい人で、読んでいると心が洗われてほっこりできるタイプの作品。 少しネタバレになりますが、ちゃんとプラトニックなのでご安心ください。 (編集:新堂) | |
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『魔法陣グルグル』【7月18日オススメ】 僕が小学生の頃に大人気だった作品です。 当時、実家で飼いだしたインコにククリと名付けたほど大好きでした。(ちなみに、同時期に飼っていたオスとメスのハムスターは、17号と18号という名前でした) 20年振りにアニメ化されるということで、久しぶりに読んでみました。 子供の頃は、キタキタおやじに爆笑してましたが…。今読むと、まだ13歳のニケが突然冒険に放り出され、仲間と共に頑張る姿に、胸が熱くなりました。おっさんになったなぁ(笑) 魔法や武器屋、ドラクエ等のRPG定番ネタも多いですが、ゲームを知らなくても充分面白いですよ! あと、インコのククリは22年経った今も存命です。 (編集:野村) | |
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『サイコろまんちか』【7月11日オススメ】 これは、『心理学』という『学問(まほう)』を駆使して 青春の全てに挑む話である!! まず2人の人物を想像してもらいたい。 髪型も整っていてスーツでバッチリときめたイケメンと、金髪ロン毛で舌を出したチャラ男。 「印象が悪い」のはどちらか、と訊ねられれば大抵は後者だと思うことだろう。 しかし、少し質問を変えて、「印象が悪くなった」のはどちらか、の問いと共に、 二人が3点の答案用紙を持っていたらどうだろう。 私たちは勝手にイケメンは頭も良いだろうと仮定し、「え?こいつ馬鹿なの?」と残念な気持ちになったのでは ないだろうか。 この「ガッカリイケメン現象」を、心理学用語で【ロス効果】と言う。 逆に強面の男性が雨の中子犬を助けていたりすると【ゲイン効果】と言って感情にプラスに働く。 ツンデレもこれと似たような感じである。 …と、このように私たちがいかにチョロイのかと言うことがとても良くわかる1冊です! いたるところに心理テストが盛り込まれており、思わず関心、納得、誰かに言いたくなっちゃう要素が 盛りだくさんです(^皿^)v モテテクにも使えちゃう……かも…?(笑) (編集:柏木) | |
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『鍵 −かぎ−』【7月4日オススメ】 みなさんは、自分が思春期だった頃の気持ちって思い出せますか? 私は黒歴史として闇に葬っていたのですが、この作品を読んで 常に情緒不安定だった中学時代を鮮明に思い出しました…。 特に、はじめて誰かを好きになったとき。 相手への気持ちが単なる「憧れ」なのか、本当の「好き」なのか、 よくわからなかったりしますよね。 この作品の表題作『鍵』は、そんな思春期真っ盛りな中学生たちのお話です。 主人公の服部は同性の友人・亀田に対して、 恋愛とも友情ともつかない、複雑な気持ちを抱えています。 でも亀田には好きな年上の先輩女子がいて…どうする!?というストーリー。 大人から見ると「そんなことで?」という些細なことでも、一生懸命に悩む中学生の いじらしさ、純真さに心を持っていかれてしまう作品です。 最後にタイトルの意味がわかったとき、きっとあなたも切なさに涙してしまうはず…! 誰かを想うまっすぐな気持ちを取り戻したいときに、ぜひ読んでほしい作品です! (編集:千葉) | |
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『Gメン』【6月27日オススメ】 普段はバカばっかりやってる男がですよ、実は1本筋の通った男で、傷ついた仲間を守るために体張ったりするとうるっときますね。小沢としおの漫画は、人情味が溢れていて全部好きなんですが、今回は現在連載中の『Gメン』はご紹介します! 彼女が欲しすぎて童貞喪失率120%と噂される男子高に転校してきた主人公の「勝太」。 でも高校にはあるクラス分けのルールがあって……というストーリー。 個性豊かな仲間たちの会話は、テンポの良いギャグが面白すぎて全く飽きませんし、シリアスなシーンでは、張りつめた空気に「どうなってしまうんだ?!」と手に汗握ります。恋愛パートでは本気で勝太を応援しちゃったりして。ヤンキー漫画ですが、ジャンルの枠を超えて是非読んでほしい心を揺さぶられる作品です。 余談ですが、小沢としおの漫画に登場する犬がツボです。 『Gメン』に登場する「マルちゃん」もいいキャラしてますが、『ナンバMG5』とその続編に登場する「松」がオススメ犬。犬好きも是非。 (編集:吉田) | |
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『恋のツキ』【6月20日オススメ】 不倫ドラマで注目された『あなたのことはそれほど』と同様に、女性の"浮気心"をテーマにしたマンガ『恋のツキ』。 ダメなのはわかってるけど…… 怖いもの見たさに覗いて、つい目が離せないなくなっちゃうのは私だけでしょうか? そんな背徳感やドロドロを詰め込んだような『あなそれ』とは逆に、こちらの作品はあるあるです。 あるあるとか大声で言っちゃいけない気がしますがw 結婚してようが彼氏がいてようが、心のアイドルって別でいませんか??? 心のアイドルが目の前に現れたら… うん。いや、理想は理想、現実は現実ですよね。分別ある大人ならなおさら。。。 そう、このマンガも分別ある大人(アラサ―)なんです! 現実を見て色々な不安や焦りに襲われながら努力したり、不安に負けて流されたり… アラサ―あるあるだわー…共感するわー…しちゃいけないけどw ここだけの話、燃え上がるような恋、ちょっとだけうらやましい。 いい年になったって、女子高生みたいにお揃に密かに運命を感じてみたり、『二番目でもいい!』とか、『好きにさせてみせる!』とか言われてみたい! そんなこと現実じゃ言えないけど。 だからこそ、マンガの中なら自由(なはず)!!! このマンガでちょっとのトキメキと、浮気の恐ろしいドキドキを味わってみてください!笑 憧れるけど、あって欲しくない…そんな複雑な乙女心を描いたオトナにお勧めの一冊です!! (編集:なでこ) | |
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『おこしやす、ちとせちゃん』【6月13日オススメ】 ちとせちゃんが可愛すぎて涙が出そうです…! 子ペンギンのちとせちゃんが京都をぶらぶらする、本当にそれだけの作品なのですが、 この淡々としたほのぼの感がたまらないしとっても癒されます。 京都は2回くらいしか行ったことがない私ですが、なんだかすごく懐かしい街を見ている気分になりました。 一切しゃべらないし何を考えているかもわからないちとせちゃん。(「ワクワク」とかの擬音でわかったりするときもあります) でも読んでるうちに、これはちょっと悲しい顔かな、これは楽しいって顔してるな、とかどんどん攻略できるようになって嬉しかったです。 ちとせちゃん以外にも、行く先々で交流する街の人々がみんな優しくて、 怒ったり悲しんだりしている人が全然いないのも素敵だなあと思いました。 なんでペンギンが街歩きしてるの?とか思わなくもないのですが、 ちとせちゃんの圧倒的な可愛さを目にしてどうでも良くなりました。 ぼんやり読んで幸せな気持ちになれる作品です! (編集:村田) | |
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『しあわせアフロ田中』【6月6日オススメ】 アフロ田中シリーズ最新の『しあわせアフロ田中』 もうシリーズも5作目になりました。 シリーズ途中からでも楽しめます。前作から内容が続いているという感じではないので安心して読めます! アフロな田中の人生つづったこのシリーズ…。 「今日も田中は平和です」というような内容が続いていきます。 なにも考えずに気軽に楽しめる作品なので、気分が落ち込んだ時などにこの作品を読むと「がんばろっ!」という気にさせてくれるかもしれません。 波乱万丈?な田中の生きざまをぜひご覧ください(^▽^)/ (編集:加賀) | |
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『』【5月30日オススメ】 「翼の生えた人」と聞いて何を想像しますか? 天使?悪魔?妖精? 残念!ただの翼の生えた鳥人間でした!!m9(゚∀゚) 普通の人と違うところは、翼があって飛べるところ(でも疲れるのであまり飛ばない)と、卵で産まれるところ、ですかね……。 そして鳥の特性が性格にあらわれているところ。 表情の読めないハトとか 見た目怖いけど家族思いなカラスとか 略奪好きなカモメとか みんなイケメンです!(ただしもれなくみんな鳥人間) でもよく他の漫画で見る「お姫様抱っこで飛ぶ」シチュエーションは 重すぎて無理だそうなので、翼生えててもロマンスの使い道はあまり無さそうですね……。 4コマ形式で描かれているので読みやすく、絵も綺麗なのでオススメです。 登場人物それぞれの恋愛模様も時におかしく面白く、時にちょっと苦しくなる。 ちょっとした人生格言のようなものもあります。 公用語が日本語なので実際にあったら海外旅行苦手な私でも行ってみたいです。 あ、ちゃんと猫も出ますよ!(ここ大事) (編集:柳) | |
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『頭文字D』【5月23日オススメ】 なんで今更と思うかもしれません。 私自身も免許も持っていないですし、 車に全く興味が無かったのになんで…と思いながら現在はまっております。 イラストから伝わるスピード感がまるで実際に 運転しているかのような爽快感で、 1巻読んだだけでも運転したい!車かっこいい!!という気持ちになりました。 読みながら寝落ちしていた時には夢の中でドリフトしてました…。 車だけの作品なのかと思いきやストーリーやキャラクターも魅力的です。 主人公は高校生。 有名な作品なので絵柄は知っていたのですが、社会人だと思っていたので驚きました。 性格は今流行りの無気力タイプ。そこも意外。 (因みに同級生ヒロインはパパ活してます…さすが青年誌!) 中学から無免許運転で毎朝豆腐の配達をしていて、 自然と神業的テクニックを身に着けていた主人公が、 だんだんと走り屋のバトルに巻き込まれていく…というとんでも設定で物語の掴みも面白い。 普段はぼーっとした高校生なのですが、車に乗ると目つきが変わって年上の相手に 勝っていくところを見てると本当にかっこいい( ;∀;) 高校生のキャラクターは可愛いなと思ってしまう年齢になってしまったのですが、 このキャラはかっこいいと言う気持ちを思い出させてくれました。 まさか主人公が無言で洗車するシーン(7ページぐらいあります)で あんなにときめくとは思いませんでした。 私も洗われたいです。 高橋兄弟の兄の方はハーレクインに出てきそうなぐらい高スペックですし、 青年誌ですが、女性の方も楽しめると思います!! まだ読んでいない方は読まないと勿体無いです! 完結していますが、アニメ、映画、ゲームとメディアミックスしているので 長く楽しめますよ〜(∩´∀`)∩ (編集:酒井) | |
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『灼熱カバディ』【5月16日オススメ】 「カバディって、あれでしょ?なんかずっとカバディカバディっていうやつ」 「なにそれ、意味わかんない(笑)」 学生時代にそんな会話をしてた覚えがあります。 本当に申し訳ありませんでした! 今回オススメさせていただきますのは『灼熱カバディ』。 その名の通り、激アツな漫画です。 オススメポイントとしては、まずは最初の冒頭部分! 元サッカーの有名選手である主人公にカバディをさせる流れが、見事です。 普通に考えてカバディをやるわけがないです。いかにしてカバディをさせるか。 サンプルを見ていただければ分かりますが、この流れ好きです(笑) ありがちな美人の女子は出てきません。というより女子自体が出てこないです。 そして、この作者先生の漫画力! 絵が上手いのももちろんですが、話の流れや試合の見せ方が凄いのもオススメポイントです。 この迫力があってこその『灼熱』ですね。いや、ほんと素晴らしい。 このさき、何十年も語り継がれる漫画になるかもしれません。 是非一度、読んでみてください。 (編集:橋田) | |
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『異世界薬局』【5月9日オススメ】 異世界モノと聞くと、現代にいた主人公が突如異世界に飛ばされ、なんらかの悪い敵と戦い勇者になっていく… こんなストーリーが思い浮かぶ人が多いかと思います。 しかしこの作品は一味違う! 薬学者として研究に没頭するあまり過労死してしまった主人公が、異世界の薬師の息子として転生する所から物語が始まります。 現代薬学の知識と、異世界で手に入れた能力であらゆる病を治していく。 ちょっと普通とは違った意味での「俺つえええええええ!」作品です。 間違いだらけの異世界医療を変える為に奔走する主人公。 激しいバトルはありませんが、病気の人々を救っていくストーリーには爽快感を感じます。 主人公が感じの良い大人の男性だというのもポイント。 読んでいて不快感がありません。 あと、登場人物たちが皆カワイイです(笑) ちょっと一風変わった異世界ファンタジーを読んでみたい方におススメします! (編集:谷山) | |
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『ギャングキング』【5月2日オススメ】 今回私が紹介するのは柳内大樹先生の大ヒット作品です。 2003年から連載スタートし1000万部以上を売り上げ、一時休載していたものの ついに2016年に連載が再開されました! この漫画はいわゆる不良モノで喧嘩ばかりしているのですが、少し変わっている点は主人公ジミーの夢が世界一の「彫り師」になるということです。 ジミーが夢や自分の将来について悩み考える姿には共感するものがあり、読んでいて感動し考えさせられる部分も多いです。 登場人物はほとんど不良ですがイケメンが多かったり、服や髪型がオシャレという点が私は好きなので女性にも読みやすいのではないかな?と思います。 また、キャラクターの名前も面白くバンコ、キャンディ、ゾンビ、サイコというような個性的な仲間がいっぱい出てきます。 テンポよく進み、一気に読めるのでとりあえず10巻までは読むことをおすすめします。そこから加速して面白くなり、感動します! ぜひ読んでみてください! (編集:佳野) | |
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『孤独のグルメ』【4月25日オススメ】 松重豊さん主演ドラマ『孤独のグルメ』シーズン6が、4月から放映中の本作。Renta!でも度々オススメ日記で紹介されている名作です。先日のドラマ製作発表会見では、ただおっさんが淡々と飯食ってるだけの話、と笑いを誘っていましたが、本作でも主人公の井之頭五郎はひたすら食べ続けます。 孤独のグルメ――誰にも邪魔されず、気を使わずものを食べる孤高の行為こそが現代人に平等に与えられた、最高の「癒し」。おいしいものに終わりはなく、本当においしいものをどこまで見つけることができるのか。さながら冒険のように語っています。 ところでマンガやドラマで紹介されているお店、ホントに美味しいの?と思われた方。シーズン2で紹介された東十条のとある大衆酒場に行ってきましたが、サバのくんせい、美味。超絶美味。感動しました。そのほかにもいくつかのお店に行きましたが、どれも美味しいものばかりでした。 是非ともドラマの合間に、本作を読んでみてはいかがでしょうか。 (編集:汐田) | |
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『7人のシェイクスピア NON SANZ DROICT』【4月18日オススメ】 数々の名作を産みだした劇作家ウィリアム・シェイクスピア。大学も出ておらず、片田舎で生まれ育った彼が、なぜここまで歴史的な偉業を成し遂げられたのか。その生涯の多くは謎に包まれています。 そんなシェイクスピアが大成するまでの若き日々を、大胆な設定のもとに「ゴリラーマン」や「BECK」でおなじみのハロルド作石先生がユニークに描く本作。タイトルの通り、作中には7人の魅力的なキャラクター(プラス1匹)が登場し、壮大な物語が描かれていきます。 僕はこの第1巻が発売されるのを心待ちにしていました…!というのも、この1巻は2部で、1部は「7人のシェイクスピア」として6巻まで発売されているのです。非常に気になる展開で1部が終わり、それから待つこと5年。ようやく待望の2部開始が発表されました!話的には、2部から読み始めても理解できるので、一度読んでみてはいかがでしょう。ただし、読み始めたらその面白さに1部から必ず読み返したくなること間違いなしです! (編集:野村) | |
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『彼女と彼女の猫』【4月11日オススメ】 先日社内で猫の話になったのですが、どうやらパピレスには猫好きが多いみたいです。ただの猫好きというよりすごい猫好きと言ったほうが正しいかもしれません。やたらヒートアップしました。今日はそんな猫好きの人に特におすすめしたい一冊を紹介したいと思います。 「君の名は。」のヒットで知らない人はいないかと思いますが原作は新海誠さんの短編アニメーションです。猫の視点から「彼女」を取り囲む様々な日常を描いた作品なのですがこれがとてもすばらしい!なにかとてもドラマチックな展開があるわけでもなく、誰にでも起こりうる日常の、悩み、寂しさ、葛藤が描かれただけといえばそれまでですが、なぜかページをめくるたびに切なさと共に、猫を経由したことによる暖かさというか温もりを感じてしまうのです。 猫を飼っている女性ならきっと共感してもらえるんじゃないかと思いますので是非読んでみてください。自分は猫を飼っていないのですがそういう人はきっと猫を飼いたくなります。仲の良い友人や家族に相談する事でもない心の隅に抱えてる漠然とした何かというものは、ひとり呟くこともなく声や形になることはないのですが、猫に話しかけるという場合においてのみ例外的に形になったりするんじゃないかと思いました。自分のことを一番理解してくれているのは飼い猫だったりするのかも。 (編集:宮崎) | |
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『GAME OVER』【4月4日オススメ】 水谷フーカ先生の短編集です! ふんわりぽかぽかな可愛らしいお話を描く先生なのですが、 表題作にもなっている「GAME OVER」が、イイ!!! OLさんと中学生の年の差カップルの仕掛けて仕掛けられてのラブゲーム!? と言ってもそんなにするどいものじゃなくて、ちょっ、かわい…っ////って 読んでるこっちがにやけちゃうくらいのやりあいっこです(*´∇`*) OLの朱美さんは見た目は美人なお姉さんタイプ。歩けば振り返る男性多数、 待ち合わせ中見知らぬ男性に声を掛けられちゃうくらいのモテ女さんです。 中学生の翔太くんは、朱美さんより身長は低いものの(伸ばそうと決意してますっ!) 朱美さんの女の子らしいところとかちょっと弱いところとかを全部ひっくるめて 受け入れてくれる器の大きな男の子です。 とってもお似合いのふたり。 読み終わったあと、すんごく癒されます!! そしてとっても幸せな気持ちになれます! もしこのお話が気に入ってくださったら、是非他の作品も読んでみてほしいです! 水谷先生のお話は読んだあとハッピーになれるものばかりです! (編集:柏木) | |
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『ディアティア』【3月28日オススメ】 ものすご〜く甘酸っぱく、心洗われる恋物語はいかがでしょうか? 恋愛に不慣れでまっすぐな女の子と、モテるけれど家庭の事情で女性が苦手な先輩の、もどかしい恋模様がゆっくり、ゆっくり描かれます。 二人のやりとりが本当に甘く初々しく、綺麗で可愛い絵柄も相まって、読んでいて思わず顔がニヤけてしまう作品。 男の子の家庭の事情は少々重たい部分もありますが、基本的にはふわっと甘〜い雰囲気を楽しめますので、キュンキュンしたい時にぜひ読んでみてください。 (編集:新堂) | |
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『ピンポン』【3月21日オススメ】 若かりし頃を語る上で外せない1冊! 映画化の影響もあって当時巷でペコスマッシュをマネる輩が続出していたのも思い出されます。 ペコスマッシュ⇒転倒⇒骨折と、キャプテン翼のオーバーヘッド以来のやるとケガするメガンテ技が出てきたもんだと戦慄したものです。 タイトル通り卓球の漫画なのですが、描かれる人間模様やロケーションも素晴らしく、単純なスポーツ漫画では括れないスケールのある作品です。 また全キャラがキャラ立ちし過ぎていて、誰を応援しているというより、気付くと全員応援しているという捨てキャラの無さもさすが。 個人的にナイスキャラな卓球場タムラの主・オババがイイ女過ぎて惚れます! 私は温泉卓球すらできない程卓球が最も苦手なスポーツなのですが、それでも読むと卓球場に行きたくなる素敵な作品です。 (編集:鳴海) | |
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『バカ姉弟』【3月14日オススメ】 豊島区巣鴨に在住の推定3歳 姉・地主御寧莞(じぬし おねい)と弟・地主純一郎(じぬし じゅんいちろう)のお話。 ご両親は仕事で留守がちなので、街の人々にお世話されながら、野良猫のように自由に暮らしています。 とにかく姉弟が可愛すぎることが作品最大の魅力です。 猫と双璧をなす可愛さ。柴犬と比肩する可愛さ。 毛の生えた動物と同レベルの可愛さって凄いです。 その可愛らしさや純真さに癒されるのですが、 時々核心をつくようなハッとさせられる深いお話があります。 姉弟は興味の赴くまま好きなところに出かけて、 そこで出会った人間を観察しながら成長していきます。 久しぶりに読みかえしましたが、こちらが姉弟にじーっと観察されている気がして、 大人として恥じぬ生き方せねばと襟を正しました。 1話完結フルカラーでとても読みやすいので、 未読の方は1巻〜5巻のサンプルを読んでみてください。 5巻で突然の幕引きとなり悲しみに暮れたわけですが、 続編が連載開始され、10年ぶりの続刊『総天然色 バカ姉弟』が発売されました。 つづきもやっぱ面白いです。 『バカ姉弟』を読んで、著者に興味を持った方は『さくらの唄』もオススメ。 青春のバイブル的な名作ですが「これ同じ人が書いたの!?」って驚きますよ。 読み比べてお楽しみください。 (編集:吉田) | |
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『推しが武道館いってくれたら死ぬ』【3月7日オススメ】 心が疲れている時にはやっぱりアイドルだなと感じました…。 とにかく「可愛い」に溢れた作品です!!!! アイドルものの作品というと、可愛い女の子たちが夢に向かって頑張るというストーリーが王道ですが、 この作品の主人公はアイドルの方ではなくそれを応援するオタク。 マイナー地下アイドル【ChamJam】の人気最下位メンバー「舞菜」を熱狂的に応援する「えりぴよ」さんの目線から描かれています。 なんだかマニアックな設定だな…と思う方もいるかもしれませんし、 実際アイドルオタク用語が飛び交う場面もありますが、 言葉が分からなくてもえりぴよさんのアイドルへの愛は十分に伝わるはず!! CD買いすぎて生活が苦しくなっても、推しメンに冷たい対応されても、 「舞菜は生きてることがわたしへのファンサだから」 まさに無償の愛!アイドルオタクの鑑だと思いました…! そしてえりぴよさんの熱狂ぶりも納得する【ChamJam】メンバーたちの可愛さ!! 顔のつくりだけじゃなく、表情も服も性格も可愛くってドキドキしてしまいます…! ただの「可愛い女の子」じゃなく、全員しっかりアイドル感があるのがすごいなと思いました。 私自身アイドルが大好きなので、ついつい共感しながら同じ目線で読んでしまいましたが、 とにかく女の子が可愛くってギャグも面白いので、アイドルに興味ない方も楽しめるんじゃないかなと思います。 そしてアイドル好きな方は間違いなく100%楽しめます保証します! リアリティがすごいアイドルオタクあるあるネタと、何より【ChamJam】の圧倒的可愛さに心をつかまれること間違いなしです!!!! 絶対武道館にいってほしいしえりぴよさんと一緒に応援してます!続きが楽しみ〜 (編集:村田) | |
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『ゆるキャン△』【2月28日オススメ】 休日は外に出たくない方必見! これを読めばたちまちキャンプに行きたくなります! 主人公の女子高生リン。冬の一人キャンプが趣味なアウトドア女子高生です。 富士山の見える湖畔で優雅に一人キャンプを楽しんでいたところ、自転車で富士山を見に来たけど遭難しかけている女の子、なでしこに出会います。 そこからキャンプに目覚めたなでしこと、基本一人キャンプが好きなリンが仲間とのキャンプの楽しさに気付いていく……という内容です。 キャンプ漫画なだけあり、キャンプ知識が豊富で「キャンプしたいけど、何をしたらいいかわからない!」 という方にはタメになること間違いなしです(^ω^) キャンプに興味ある方や、興味がない方でも楽しんで読める作品です。 レッツ!アウトドア_(┐「ε:)_ (編集:加賀) | |
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『東伍郎とまろすけ』【2月21日オススメ】 2/22は何の日ですかー?猫の日ですよー! というわけで、猫好きの猫好きによる猫好きに読んでほしい漫画をご紹介します! 侍と猫。これほどベストな組み合わせがありますでしょうかいやない!(即答) 大ヒットして映画にもなった某ドラマの例を見てもわかります。 侍→強い・厳つい 猫→可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い こ の ギ ャ ッ プ !! 厳つい侍がお猫様にはメロメロで骨抜きになるのがもうたまらんのですよ。 お腹もふもふしたり、肉球ぷにぷにしたり、猫飼いあるあるがふんだんにつめこまれております。 顔の前で腕をこう…クロスするの、本当可愛い。わかる。 多頭飼いの布団に入ってくる猫のポジション、わかる。 香箱座りの脚の間に手を突っ込みたい衝動、わかる。 張り切って用意した寝床よりただの空き箱を気に入るとかね、 もう、 すんげぇ わかるわぁぁ。 猫ってちょっとわからない…という方も、この漫画を読めば多少理解できるはず! そして猫の魅力に憑りつかれるはず…フフフ 猫飼いの人はもちろん!ご自分に照らし合わせてご一読ください(笑) (編集:柳) | |
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『いでじゅう!』【2月14日オススメ】 学生の頃読んでいた懐かしい作品が入荷されていました! 何を言っているかわからないと思うのですが、 オネエ言葉を話す相撲取りの格好をした男子高校生から生えている、 ちょんまげの謎の生命体「チョメジ」というキャラクターが好きでした(^・^) (2巻の表紙にいる黒い物体です) 一度見たら忘れられない濃すぎる柔道部メンバーたちは 何十年経った今でも強烈に覚えています。 少年誌連載のため(?)下ネタオンパレードなんですが、 女の私でも嫌悪感なく読める絶妙なギャグで、何度読み返しても面白いです。 主人公のツッコミみのテンポもよく心地いい。 絵柄は、今の時代の方がマッチしているかもしれません。 今読んでも色褪せていない名作ギャグ漫画だと思います。 勿論ギャグだけではなく、 高校生らしい初々しいラブコメもちゃんとありますよ!! ただ、柔道を愛してやまない人にはオススメはしません…(;^ω^) 広い心で読んでくださいね! 寝技乱取りの時にしか現れない イケメンアイドル東君は色んな意味で一番やばいです… (編集:酒井) | |
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『最終兵器彼女』【2月7日オススメ】 平和な日常から一転して、突然戦争状態に突入してしまった近未来の日本。 その北海道を舞台に、自衛隊の切り札として「進化する兵器」に改造された少女「ちせ」と、その彼氏である「シュウジ」の物語です。 タイトルからもわかるように「ちせ」はとんでもない力を持っています。 ヒーロー漫画ならば、かっこいいとか、羨ましいとか思うところですが、この作品は違います。 ただ一言、 『戦争すんな!!』 これだけを言いたいです。 もうこの二人が切なくて切なくて、たまらないです。 戦争状態の極限にまで追い詰められた状況で、「生きる」ってことがどういうことか「人を好きになる」ってことが どういうことか本当によく描かれてると思います。 是非一度読んで見てください。そして「ちせ」と「シュウジ」の二人の物語を見届けてほしいです。 (編集:橋田) | |
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『からかい上手の高木さん』【1月31日オススメ】 ニヤニヤが止まらない!悶絶必至! 主人公の西片君と隣の席に座っている高木さん。 お話のほとんどがこの二人のやり取り。 高木さんはことあるごとに西片君をからかっては笑い、その反応を楽しんでいるようです。 西片君はいつもからかわれて振り回されて、悔しいけどそんな高木さんにドキドキしっぱなし。 高木さんは西片君をからかって驚いた反応を見てる時の表情が本当に嬉しそう。 作中でも 「あの二人付き合ってるの?」みたいな噂があるほどの仲良しで… でも、実際は付き合ってるわけではなくて… 友達なんだけどいつも心が揺さぶられる絶妙な距離感で… 「私は西片のことばかり考えてるよ。」 「え…!?」 「あはは。赤くなった」 さっさとくっつけよお前ら(^_^;) 登場人物は中学生ですが、青春時代を思い出したい大人にもオススメです。 冴えない学生時代だった私のような人間にとっては、あまりにも眩しすぎる! 読んでいるとニヤけて締まりのない顔になってしまう事間違いなし! ………あああああああああああああちくしょう! こんな青春を過ごしたかったよおおおおおおお(T_T) (編集:谷山) | |
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『BEASTARS』【1月24日オススメ】 肉食獣と草食獣が共存する学園で、一匹のアルパカが殺されました。 「警察はこの学校の肉食獣が怪しいって…」 犯人の正体はまだ不明ですが、草食と肉食との対立が日に日に激しくなっていきます… 表紙に載っているオオカミは主人公のレゴシ(17才)。 大型肉食として周囲から恐れられている彼は、実は友達に優しく、時に繊細になる温厚な少年です。 一方、草食の中でも誰よりも強くなりたくて、世の差別や恐怖を超越する英雄的地位である「Beastar」になりたいアカシカがいます。 この物語は、生まれながらの本性を憎みながら、努力で自分と世界を変えようとする彼らを描いたものです。 テーマ的に人間ドラマに近いかもしれませんが、この作品は決してただの動物擬人化ではありません。 動物ならではの特性や習性が巧妙に盛り込まれただけでなく、主人公たちの人間性と、動物としての本性が絶妙なバランスに仕上がっています。 本来ならありえない草食と肉食の共同生活がテンポよく展開されて、友情や恋の話もあれば、差別や裏切りの場面もあります。 まだ1巻しかないですが、とても印象的で何度でも読み返したくなる素敵な作品だと思います。 サンプルだけでもぜひご一読くださいヾ(o´ω`o)ノ゙ (編集:リリー) | |
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『闇金ウシジマくん』【1月17日オススメ】 明日から将来が不安になって、眠れなくなっても保証できません。 って注記して欲しいくらい恐ろしい作品。 そう、映画化もドラマ化もした有名な『闇金ウシジマくん』です。 数年前までは、面白さが分からない苦手だったこのマンガ。 丑嶋(ウシジマ)くん達、闇金業者が債務者をとことん追い込み、どん底まで堕ち消えて(消して?)いく話。 こんな救いのないマンガ、なにが面白いんだろう。 そう思っていましたが改めて読むと、ぱっと見メインシーンのように感じるエグい内容以外に、債務者の心理に目が行くようになりました。 本人が変わらない限り、誰かが助けてくれるほど人生って甘くない! 努力しても報われない時は報われないけど。 でも、とりあえず解決する一歩を踏み出さないと堕ちるだけなんだ! じゃないと、ウシジマくんがやってくる。 そんな恐怖と強迫観念とともに背中を押してくれる、実は勇気をくれる作品な気がします。 すごく個人的には、借金の恐ろしさを身に染みて学べるため、実用書カテゴリにも入れて欲しいです。 ぜひ、怖いだけのマンガだと思っていた人はもう一度手に取って読んでみてください♪ (編集:なでこ) | |
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『アキオ…』【1月10日オススメ】 映画化された人気作品『星守る犬』で知られる、村上たかし先生渾身の意欲作です。曰く「おっさんラブコメ」という、中年おっさんがラブコメしたら一体どうなる…を精一杯に掻き集めた作品となっています。 本作の主人公、アキオは創業130年以上の仏壇仏具の老舗「八松」に勤める営業社員。若くて美しい15歳年下の妻が嫁いできてからというもの、日々この幸せを噛みしめる生活。中年おっさんの「でれでれ」が止まらない、順風満帆な日常を描いた作品。ではありません。 50代半ばのおっさんがめっちゃ泣きます。もう汗!汁!涙!! 「胸がキュンとするシチュエーション」とか、 「お互いのもどかしい思い」とか、 「くすぐったいすれ違い」とか、 「甘酸っぱい何か」とか、一切ありません。 幸せな毎日をおくっていたある日、妻の元彼と名乗る男と偶然居合わせたアキオは決断を迫られます。そして身を引く決心をしたアキオは、代わりに予想外の条件を提案し… 敵わぬ戦と知りながらも最後の気力を振り絞り、リングで挑み続けるアキオ… おっさんの奮闘する姿は胸に迫ります。がんばれアキオ…!不思議と読後感は良いものがありました。 あと、TVドラマ「重版出来!」で好評だった『タンポポ鉄道』が大幅描き下ろしで収録してあります。こちらもあわせてぜひ読んでみてください! (編集:汐田) | |
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『猫のお寺の知恩さん』【1月4日オススメ】 「富士山さんは思春期」のオジロマコト先生が、スピリッツに移籍されてからの連載第1弾。富士山さんファンで、連載終了後は富士山さんロスになった自分には、待ちに待った新作です! 親元を離れ田舎の高校に進学した源は、親戚のお寺に下宿させてもらうことに。そこには3つ年上のお姉さん・知恩さんがいて…。 美人なのに、恋愛にもオシャレにも興味がなく、 あっけらかんとした知恩さんに、源も読者もやきもきさせられます! 年上のお姉さん・田舎で新生活・お寺で下宿・・・これで面白くならないはずがない!、という個人的に大好きな要素満載です。 さらに、そのお寺には猫も沢山いて、この子たちも可愛い! 富士山さんが好きだった方、そして猫好きな方にもオススメです! (編集:野村) | |




















































