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私本太平記 一 あしかが帖
若き日の足利高氏。新田義貞との確執。佐々木道誉は敵か味方か。祖父の置文とは何か。藤夜叉とのロマンスが色を添える。【全196ページ】
配信日：2021/04/15
配信日：2021/04/15
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吉川英治の大長編の歴史小説。一巻は若き日の高氏（尊氏）を描く。時代は鎌倉幕府の執権北条高時。新田義貞のとの確執。佐々木道誉は敵か味方か。祖父の置文とは何か。藤夜叉とのロマンスが色を添える。
※この作品はイラスト入りです。
（※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています）
レビュー PICK UP
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2021-05-25
4
じゃがいもさん
Renta!で購入済み
日本史の中でもとりわけ泥まみれ血まみれだった南北朝時代を舞台にした大作である。人間が本来持っている欲望に皇国史観やそれへの反発など記述 評価が難しい時代でもある。皇国史観に影響されている「三国志」との対比も面白い。この吉川英治の大作もある観点からの一つの味方 と考えなくてはいけない。文学作品として見た場合には、終章が印象的である。
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