聖夜 −榎田尤利作品集−
長い空白の時間を越えて、再会したときから、縞岡はアマチに触れたくてたまらなくなった。那智は縞岡が恋しくてたまらなくなった…【全329ページ】
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聖夜 −榎田尤利作品集−
設計事務所で働く縞岡は、婚約者と訪ねたマンションの内覧会で、十年ぶりに雨宮那智、アマチと再会した。十六から十七にかけてのふたりの時間は、北の地の短い夏のような輝きがあった。長い空白の時間を越えて、再会したときから、縞岡はアマチに触れたくてたまらなくなった。那智は縞岡が恋しくてたまらなくなった。会わないほうがいい。でも、会いたい。会いたくて、たまらない──傷つけながら、傷つきながら、恋は深まり……『聖夜』『名前のない色』に書き下ろし『GRAY』を同時収録。
※こちらの作品にはイラストが収録されていません。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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