
殺人鬼ルウェリン氏のロマンチックな晩餐【フルカラー】
#コミカライズ#歴史#美人攻め#執着攻め
スラム街にある共同住宅に住むしがない代筆作家・シャボンヌ。街では今、連続殺人犯のニュースでもちきりの中、彼の家の扉にいつからか不思議なメモが貼られるようになる。いったい誰が何のために…!? そして、シャボンヌの家の前には、毎日のように玉ねぎをむく正体不明の青年がいた。同じ住宅に住むその青年から、ある日、シャボンヌはディナーに招待されるのだが…。一抹の不安を抱えながらも青年の部屋で食事をするシャボンヌ。しかし、食事を終えた彼は、その家で驚くべき光景を目の当たりにすることになり…!?
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情緒は切なく、ふたりの用いる言葉の一つ一つに考えさせられた作品です。読み返すとタイトルにある晩餐がとても浪漫なものに見えるようになります。主人公シャボンヌは突出した魅力があるように思えない普通の人ですが厳しい環境下で人間らしい一線を保てる事が稀だとも思います。数人に異様に執着されるシャボンヌと、シャボンヌの行動を把握するルウェリンに読んでいて不安を覚え読むのをリタイヤをしようと思う場合があるとすれば、それは読み切った時に『シャボンヌがルウェリンと距離を置こうとした気持ち』も理解できて読み返した時にまた多角的に見えて良いとも思います。この作品のタイトルが『たまねぎ』であってもロマンチックだと思いますが、それは読んだから言える事でタイトルに浪漫と晩餐の文字のある事が温かく、殺人鬼ルウェリンとある事が正しくもありミスリードもし得るのは絶妙だと思います。『ルウェリンの好きな人』はルウェリンに治療が必要と判断し彼には薬も医師もない状況下で薬を入手するにはと考え、自傷する事で自分に与えられる薬をルウェリンに譲ろうとした人。その思惑が破れ薬はなく代わりに与えられた治療の材料がたまねぎ。それを知ると知らないでは印象がぐんと変わるのでネタバレしてしまい伏せてますが申し訳ありません。それ程途中まで読んで迷うなら読み切ってもらえたらとお勧めしたい作品です。読み切るとルウェリン達が救われると思います。この物語が始まる時よりも前から、人として成功もしたくて上手く立ち回れないシャボンヌが機会を得ても人でなしな選択肢を選ばずそれくらいなら死を望んだ事。孤立しても人としての矜持を保っていた事は着飾らずとも美しくも思えます。