クロカン8
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クロカン
粗野で乱暴だが、監督としての手腕は一流、“クロカン”・黒木竜次が、バカ足、バカ肩、バカ頭、三拍子揃ったバカばっかの「最高」チームと共に、破天荒な熱血指導で甲子園を目指す!
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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エディターのおすすめ
高校野球において、選手が爽やかであることは絶対みたいな風潮。一塁に飛び込むようなヘッドスライディング。駆け抜けたほうが絶対に速いんですよ。でも、気合とか気迫とかそういう言葉で賛辞されるのが、高校野球あるあるだったりします。
本来部活の一貫なのですが、日本ではその枠組みを超えて、そこに大勢の大人たちを巻き込んだ『想い』が託されている感がある高校野球。別に悪いことじゃないんですけど、そのあり方は見直されてもいいと思います。
本作は、型破りな監督クロカンが中心となってストーリーが進んでいきます。大人たちの都合、球児たちの葛藤、そして野球道とは。細かい事象を挙げていたらキリがありませんが、元高校球児の私からしてみれば、沸々と湧き上がってくる何か。たぶんオッサンになって野球から離れ久しい私が、グラウンドに置き去りにしてしまった何か。それが蘇ってきました。オッサンになった今だからこそ、読む価値のある漫画なんじゃないでしょうか。
(編集:オスカル|作成日:2013/2/26 )