たのしい傭兵団 6
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たのしい傭兵団
「傭兵」それは、勇ましい呼称と裏腹に、
この時代において最底辺とされる職業である。
王立大学院の学生ウィラード・シャマリは、順調にエリート街道を歩んでいた。
しかしある日、伯父である傭兵団長ガイアスバインに、
事務長の代わりをしてほしいと頼まれる。
義理と進路との狭間で悩み、王立大学院を休学して、傭兵となることを決意したウィラード。
しかし、いざ仕事にとりかかろうとしても、エリートに向けられる傭兵たちの目は厳しかった。
「お前らが毎日パンと肉を食えるようにしてやる」
大勢の前で大見得を切るウィラードだったが、
団の運営は想像した以上にいいかげんだった。
幼馴染で妹分のイルミナ、万夫不当の勇者ティラガ、旅の途中で知り合った少年ジュラス。
数少ない仲間の協力のもと、ウィラードは悪戦苦闘しつつも、
仕事の割り当てや食糧の確保、団員の教育などに取り組んでいくことになる。
※こちらの作品にはイラストが収録されています。
尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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