アーサー王ここに眠る
英雄たちと共に時代を駆け抜けた少女は語り続ける、希望という名の物語を。アーサー王伝説の新たな金字塔。カーネギー賞受賞作。【全286ページ】
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アーサー王ここに眠る
ブリテン島、紀元五百年頃。ひとりの司令官に率いられた、荒々しい騎馬の男たちの集団が農場を襲い火を放った。燃えさかる屋敷から、命からがら逃れたみなしごの少女グウィナは、奇妙な風体の男に救われる。鷹のような風貌の男の名はミルディン。ブリテン島の統一を目指す司令官、アーサーに仕える吟遊詩人だった。言葉を巧みに操り、人々の心を手玉に取る不思議な男。グウィナはミルディンのもとで、彼の企みに手をかすことになる。カーネギー賞受賞。『移動都市』の著者がアーサー王伝説を新たな視点から語り直した傑作ファンタジイ。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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