
永遠の愛読者 出会いはブックカフェで
白井つぐみ29歳は、恋人の裏切りにより結婚寸前で破談。勤めていた銀行にも居づらくなり、退職をした彼女はブックカフェ「鳩の巣」で働き出す。契約社員とはいえ、仕事にもやりがいを見つけ始めていた夏のある日、つぐみは熱中症で道に座り込んでいたところを、水谷川(みやがわ)という男性に助けてもらう。それ以来、鳩の巣に通うようになった水谷川とは本の話などで意気投合。しかし彼は、つぐみの愛読書に対してはなぜか冷たい態度を取るのだった……。恋に破れ仕事も失い、人生の目的を見失ったアラサー女子が、ある出会いをきっかけに新たな一歩を踏み出す、純粋すぎるラブストーリー。
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久々に読み応えのある小説に出会えました。私にとって、この本が経口補水液です。熱中症と経口補水液が2人の間に常にあります。傷をおった彼と彼女。出会いは必然です。ブックカフェを中心にありふれた生活の中に2人の世界があります。誠実で真面目。思ったことも言えずにいますが、いざという時、彼女は饒舌になります。作家の事やココアの事。本当に良かった。この本に出会えて。私には本当に沁み渡る経口補水液です。