愛と憎しみのギリシア
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愛と憎しみのギリシア
作品詳細
- 発行 ハーレクイン
- ジャンル ハーレクイン小説:初恋/ラテン/アメリカ
- タグ レンタル
- レーベル ハーレクイン・ロマンス
- シリーズ 愛と憎しみのギリシア
- 紙初版日 2006年2月20日
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レビュー
4.0 (5人)
両親の葬儀が終わったあとも、レイチェルは墓地にたたずんでいた。義父の親族の、蔑むような視線がいまなお胸を締めつける。義父マサイアスは、欲深い妻によって破滅したも同然だった。そしてレイチェルは、その妻の娘なのだ。そのとき、セバスチャンの姿が目に飛び込んできた。親族の中で、彼だけがやさしくしてくれた。何年も前から、レイチェルはそんな彼に心を寄せるようになった。「心からお悔やみを申しあげるわ」レイチェルは思わず声をかけた。彼も、親しいマサイアスの死に打ちひしがれているように見えたからだ。だが、こちらに向けられたセバスチャンの冷たい目を見て息をのんだ。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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