金の小鳥の啼く夜は
半身にひどいやけどを負いオペラ歌手になる夢を諦め、仮面で顔を隠して暮らす英彬は、ある日盲目の少年・雪乃と出会い…。【全159ページ】
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配信日:2016/05/25
配信日:2016/05/25
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金の小鳥の啼く夜は
名家である高塚家の双子の兄として生まれ、逞しい体躯に端正な顔立ちを持つ英彬。しかしオペラ歌手としての才能を開花させようと留学した先で、不審な火事にみまわれた英彬は左半身にひどい火傷を負い、夢を諦めて帰国することに。火傷の痕を革の仮面で隠し生活をしているものの、外に出るたびに人々の好奇な視線に晒されて、日々苛立ちながら暮らしていた。
そんなある日、高塚家の持ち物である劇場で働いていた盲目の少年・雪乃と出会う。ハーフであり天使のような容貌とやさしく素直な性格の雪乃に英彬は癒され、逢瀬を重ねるようになる。英彬は雪乃に歌の才能を見いだし、自分の名前や立場を知られないよう教育をほどこしていくが、いつしか二人は惹かれあうようになり――。
【おことわり】
電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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かなり好きなお話です。雪乃(受)が盲目だったからこそ、成就した恋だと思いました。英彬(攻)を内面を知らない人は彼の言動だけで全てを「恐ろしい」「化け物」と判断します。ですが英彬の正体も知らない盲目の雪乃はそれ以外の全てで彼を感じ取るから、彼の内面の優しさであったり素晴らしい声であったりを純粋にありのまま受け入れ慕います。ここらへんは本当に足長おじさんですね。最初は雪乃にヤケドを負っていない右側の顔だけを触らせ、雪乃は彼を「美しい」と手で理解します。後に、心無い人たちの言葉で彼が「化け物」と囁かれている左半身が醜い人物だと知りますが、その時にはもうそんなことは関係なく深く彼を愛していて・・・。知ったのがその時期でよかったなと、心から思います。いきなりその姿を見ていたとしたら、さすがの雪乃も受け入れるのは厳しかったんじゃないかな・・・。盲目の人は(後天性の人は特に)手で相手の顔の造形を想像することが出来るようだから、左側のひどい火傷を(色はともかく)正確に想像することが出来ていると思います。その彼の顔に雪乃は愛しげに触れるんだろうなと思うと、彼は雪乃に出会えて本当に本当に良かったなと思います。また、ただの恋愛ものではなくそこにオペラの才能という要素も加わっていて、師弟関係ということもあり、それもまた良かったです。