
「大恐慌」以後の世界
2008年9月のリーマン・ブラザーズ破綻で始まった世界金融危機で、米ウォール街はほぼ壊滅した。「100年に1度の危機」とアラン・グリーンスパン前FRB議長が言ったように、これは、私たちがもはや過去の時代に戻れないことを意味している。
これまで、世界を席巻してきた投資銀行、ヘッジファンドは、金融のメインプレーヤーではなくなり、新自由主義、市場原理主義経済は、今後修正を迫られていくだろう。冷戦終結以後、世界唯一のスーパーパワー(超大国)となったアメリカは凋落し、グローバル化も一時的に停滞、期待されるBRICs諸国の成長も止まる可能性がある。となれば、その影響をもっとも受けるのはわが日本国にほかならない。
はたして、今後、世界はどうなるのか? ドルは崩壊し、米国は世界覇権を失うのだろうか? やがて訪れるに違いない超大国なき世界は、はたしてどんなかたちになるのだろうか? 世界全体がリセッションに陥り、出口が見えない今こそ、将来を正確に予見する必要がある。
1998年にベストセラー『ヘッジファンド』を書いた日本の未来学の第一人者が、来たるべき世界を予見する。
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