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最強と謳われた勇者トールズが子どもを授かったことで人を殺めることを止め、息子トルフィンには、絶対に剣を持たせたくなかっただろうに、父トールズを目の前で殺され、幼くして復讐の鬼と化し、廃人・奴隷となり、そこから、父と同じように、人を傷つけずに生きていこうとする再生と成長の物語。父から息子への愛が溢れんばかりに伝わる1−2巻は、結末が分かっていても涙してしまう。今の凛々しい風格漂う姿、息子が自分の生きたかった人生を体現しようとしてる姿、トールズ、見たかっただろうに。。。トルケル、シグやん他、おもしろ脇役達がかなりキャラ濃く、トルフィンがカルリ(赤ちゃん)を抱いてる姿には、何とも言えない気持ちになりました。レイフのおじさんが、世界中にたくさんの友達がいて、剣を使わずとも、剣にも劣らず剣にはできないことができる、というのは、現代の私たちの銃や兵器を使わずとも、他国の人間と分かり合えるのではないか?というところに通ずるものがあるかと思います。トールズの「誰にも敵はいない」という言葉は、このサガから1000年後の時代に生きる私たちにも深く響きます。
とてもよく考えられてると思う主人公の最期まで書ききってほしい
もうね、涙無しには読めないよ。特に13巻。ネタバレになっちゃうから書けないけど、それぞれの想いが交差して勝手に涙が流れます.°(ಗдಗ。)°.ストーリーも絵も壮大です。最初、週刊誌で連載してたけど、このスケールで毎週は無理よね(^◇^;)
人が成長していく過程をこんなにも丁寧に描けるものだろうか。どれだけの実力と忍耐があれば為し得るのか想像を絶する。本質は重厚、表現は緻密、それでいて軽快な筋運び、かつ魅力的なキャラクター、絶対に面白いから読んでほしい。
28巻まで読み,そろそろ終わりが見えてきた気がします。この物語を貫く柱である「真の戦士に剣は必要ない」。26巻でひとまずその答えが出た気がしたのですが,当然のことながら先住民との争いが勃発していきます。どう決着付けるのか。現在の平和と戦争という現実の問題を考えるとトルフィンの考え方にはなかなか納得しがたいものもあるでしょうが,考えさせられる問題を多く含み,人のあり方自体を問う示唆に富む物語だと思います。 世の中のすべての人が「真の戦士」であれば,現実の世界はもっと違うものになっているんだろうなと思わずにはいられません。争いを避け平和を愚直に求めるに至るには,トルフィンのように人を殺した凄惨壮絶な体験〜戦いの残酷さ,虚しさ,負の連鎖〜を知っているから。逆に,戦うことを肯定している人物は,本当の戦場に出た経験がない。そんな対比を見ていると,幸せな世界を作るということって,なんて皮肉な,そして難しい人の闘いなんだろうと思います。若い方たちにぜひ読んでほしいです。
今までちゃんと紙で買ってよんでましたがとうとうrentaで購入。物語は難しい局面にに入り、実際の歴史的事実も無視できない時代に入り、これからどう進展するのか楽しみです。
1部はアシェラッド、それととるけるが魅力的いっぱいだったのでかぶりついて読んでいた。けど 2部は全くつまらん。 作者の、『こーこーこーすれば平和は可能なんですよ〜』みたいな怪しげなメッセージがうざすぎる。
よいね!なんせ人間として成長している所が最高じゃアリマセンか!色んな苦悩を自分なりに解決していくなんて現代社会に悩んだりしたらこれ読むと色んな事が分かってくると思いますね
私に敵はいない、それはトルフィンが漫画の主人公になるような武力を持っているから言えるのか。弱くてもそう言えるのか。自分や大切な人の死に直面してまだそう言えるのか。戦いをやめようと思うためには一度戦わないと言えないのか。悲惨な戦いがないと、戦いの悲惨さは伝えられないのか。トルフィンの生涯の課題は、21世紀の人類の課題だ。答えを知りたい!
28巻まで一気に読みました。後半はトルフィンが目指す目標の難しさが繊細に描かれており、非常に魅力的な作品だと感じます。続きを楽しみに待ちたいと思います。
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最強と謳われた勇者トールズが子どもを授かったことで人を殺めることを止め、息子トルフィンには、絶対に剣を持たせたくなかっただろうに、父トールズを目の前で殺され、幼くして復讐の鬼と化し、廃人・奴隷となり、そこから、父と同じように、人を傷つけずに生きていこうとする再生と成長の物語。父から息子への愛が溢れんばかりに伝わる1−2巻は、結末が分かっていても涙してしまう。今の凛々しい風格漂う姿、息子が自分の生きたかった人生を体現しようとしてる姿、トールズ、見たかっただろうに。。。トルケル、シグやん他、おもしろ脇役達がかなりキャラ濃く、トルフィンがカルリ(赤ちゃん)を抱いてる姿には、何とも言えない気持ちになりました。レイフのおじさんが、世界中にたくさんの友達がいて、剣を使わずとも、剣にも劣らず剣にはできないことができる、というのは、現代の私たちの銃や兵器を使わずとも、他国の人間と分かり合えるのではないか?というところに通ずるものがあるかと思います。トールズの「誰にも敵はいない」という言葉は、このサガから1000年後の時代に生きる私たちにも深く響きます。