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1巻を無料で読んで、その後続きを読みました。障害者への偏見を助長するように考える方がいらっしゃるのに少し驚いています。この物語では異形の指を持つ虎眼が誰よりも秀でた者として描かれ、認知症でさえそれを更に加速させるものとして表現されています。また、当道座(盲人の組合)に匿われた盲人の清玄は、眼が見えない故に魔性のように強い男になっていった、という話です。藤木は腕を失ったことによって、清玄を凌駕する技量を獲得しています。つまり、この物語では、いわゆる五体満足であったり精神が健全な状態では神の域には到達できない=障害を得ることで天から優れた能力を授かる、という表現であると私は感じました。差別や偏見などとんでもないことです!「死狂い」がタイトルなのですから、残虐な描写は作品としての大前提かと思われます。大菩薩峠などよりよほど良い読後感で、登場人物一人一人がしっかりとフラグを回収して行き着く所にいたるので、一冊648円は高めだとは思いますが、何度でも読み直せるし、また読み直したくなるものですからこれで良いとも感じました。
有史以来、人々が争い殺しあってきたことは紛れも無い事実・・・・この現代においても世界の何処かで人々が殺しあっている、今この時にも・・・それだけは否定できない真実なのだ!!!!!!!!!!!源之助と清源のみが特別では無いのだ・・・・・・。
小説が気になり調べたら、漫画になっていると知り読んでみました。独特の世界観ですが、どっぷりハマると抜け出せないのでしょうか?登場人物が命懸けで凄いな、と思いながらも…ぬるま湯に浸りきった自分には、ちょっと世界が違い過ぎて、なんで男ってそうなのかね?って感じでハマりきれませんでした。
連載当時はこの作品を知らず、12年経った現在魅了されて読んだ。主役は源之助より伊良子だったように感じる。ガマ男と怪力娘の話は全く要らなかった。その分もっと主要キャストの心理描写や、掘り下げた話を描けばパーフェクトだった。そこだけ殘念。
独特の世界観で読みごたえあります。血や臓器がたくさん出てくるから、グロいです。読後、ちょっと胃もたれする作品かも。
キャラクターの一人一人にもの凄い個性があったと思います。回想シーンで引っ張る感が否めない…
まだ途中巻までしか読んでいませんが。。久々の衝撃作です。江戸時代版ベルセ●ク?グロい描写もありつつぐいぐい引き込まれる画力とストーリーで、結末まで見届けないと気になってしまいます。
師を尊敬し真面目に純粋に鍛錬に励む藤木と、武芸の才能を持ち名誉や地位を求め強かに立ち回る伊良子。主人公2人の性格はよくある大局的な設定ですが、ストーリーや独特な表現、絵の迫力など…非常に印象に残る作品です。登場人物は皆、悲しい過去を持ち、多くの痛ましい出来事を乗り越えて強く生きているからでしょうか。感動とはまた違うと思いますが、とにかくインパクトの強い作品でした。私的には1冊600円の価値は十分あると感じます。グロテスクな場面が多いので、それに耐えられる方には是非読んでみて欲しいです!
最後まで読みましたが全てを失う藤木源之助の救われなさに心が折れた終わり方でした。小説だと続きがあるようなので続きが気にはなります。原作となる小説は1950年代の作品でしょうか、昭和の終わりで完全に失われた世界観、士族や剣術家の世界を正確に表して居ると思います。歴史剣客ものが好きな方にはオススメです。
神漫画。好みは分かれそうだけど、絵も話も間も台詞もコマ割りも最高すぎ…最後、ん?となって何度も読み返して、自分的にはこういう最後かなと腑に落ちた。いつか紙媒体でも持っておきたい作品
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1巻を無料で読んで、その後続きを読みました。障害者への偏見を助長するように考える方がいらっしゃるのに少し驚いています。この物語では異形の指を持つ虎眼が誰よりも秀でた者として描かれ、認知症でさえそれを更に加速させるものとして表現されています。また、当道座(盲人の組合)に匿われた盲人の清玄は、眼が見えない故に魔性のように強い男になっていった、という話です。藤木は腕を失ったことによって、清玄を凌駕する技量を獲得しています。つまり、この物語では、いわゆる五体満足であったり精神が健全な状態では神の域には到達できない=障害を得ることで天から優れた能力を授かる、という表現であると私は感じました。差別や偏見などとんでもないことです!「死狂い」がタイトルなのですから、残虐な描写は作品としての大前提かと思われます。大菩薩峠などよりよほど良い読後感で、登場人物一人一人がしっかりとフラグを回収して行き着く所にいたるので、一冊648円は高めだとは思いますが、何度でも読み直せるし、また読み直したくなるものですからこれで良いとも感じました。