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ショーコさんの作品は読みごたえあって本当にいい作品が多いと思います。このお話もよかったです。傷、トラウマ、負の感情をうまく調理している。できることなら、一冊まるまる表紙の二人のお話がよかった。はじまりだけじゃなく、その先のうまくいってるラブラブなところが少なめでした。後日談はちょっと甘くてよかったな。そういうのをもっと見たかったです。短編で1話入ってる話も、短いのに存在感ありました。さすがです。表紙の二人も短編の二人も、「シグナル」「嵐のあとに」(?)というお話のスピンオフらしいです。どうせならそっちの2作を先に読みたかったです。電子化するのに順番でどう決めてるんでしょう?シリーズものなのに順番違うと流れがわからなかったり、感動できなかったりすると思うのでできたら順番どおりに電子化してほしいなと思います。この作品自体は文句なしの☆5で!!
『嵐のあと』がさら〜っと描かれているのに対して、こちらはぐっと描かれています。『嵐のあと』で脇役なのに妙にかっこよかった美山が主役。『嵐のあと』から4年、妙にかっこかわいかった美山が、すっかり大人の男になってさらにかっこよくなっています。美山がも、何もかもかっこいいんですわ。コーヒー入れる立ち姿の美しいこと。あと目線。目だけでいろんなことを語っています。「ブレンド?」って。そして仁科も不思議な子でね。めがね男子は好きなのに、仁科のめがねはいけませんわ、ださいわ。でも、めがねとると急にぱーっと派手な美少年になってしまうんですわ。この作品はもー胸がきゅんとするようなことばっかりです。仁科を見てずっと無視する美山(かっこいい・・)いつこの演技終わるのかと思ったら、美山から。『昔話でもする?おまえが言ってたまともな人生について?』これしびれたわ・・。「泊まってく?」。指にキスしたところの美山の表情・・ほんといろんな想いを伝えてくれる・・。離婚で怒るのもわかるし・・『今でもおまえに未練たらたらなのわかっちゃって気分良かった?』てもーしびれたわ・・。二人の高校時代が、また。ストレートの子とゲイの子の恋愛ってまさにこうなんだろうな、と思いました。高校時代美山は仁科で幸せいっぱい。きっと中学の頃から女の子とはつきあってきた美山くん、でも揺れて不安だったでしょうね。そして仁科とであって、ほんと幸せだったよね。あのひねくれ美山がめちゃくちゃかわいいんだわ!でも、別れ方があまりにも悲しくてかわいそう。仁科の今の気持ちは愛なのかな?情ってかんじもする。でも、奥さんも好きじゃなかったみたいだし仁科はそういう人なのかも。ただ、頑固者が自分で決めちゃったから、仁科はずっと美山を大切にするんだと思う。最後に残ったやっぱり大切な物。二人で大切にしていってほしい。あとね安東〜。ファイルを届けてくれってサインを読み取ってくれてありがとう!こういう友達いいなあ。ということで好きなシーンがたくさんある大好きな作品です!
まず始めにスピンオフ作品かどうかを確認してからアップしたほうがいいですね。私は読みたかったので他サイトさんで【シグナル】【嵐のあと】を読みました。このお話を読まなくても面白いですが、読んだら更に面白いのに、スピンオフしかアップされてないのがもったいないです。
はい、好きです。こういうのを読みたかったんです。BLならではの感動要素が盛り込まれてます。学生時代、人気者の美山に好かれて最初は調子に乗ってた仁科が、美山の想いの重さや周りの目から逃げ出し、その後再会して…というお話。どちら側にも感情移入しまくりでした。最後は、時が経ったからこそ作れた関係に涙です。あえて二回言います!こういう作品を読みたかったんです!
最後!!最後がすごくいい!!美山と仁科がどんな関係だったかが、二人の視点から描かれる現在を絡めながら明らかになっていくんですけど、多少強引に進むとこはありますが、最後の赤面美山見てなんかしっくりきました。ガーッて攻めたかと思うと自分で自分が恥ずかしくなったりしてたんだな、きっと。絵は安定の上手さでちょっとした表情にキュンときたりします。「今度にしとく」の後の美山にキューン。
「嵐のあと」の美山の話です。仁科の外見が榊にそっくりで、あ〜好み変わってないのね〜。美山のあの性格って学生時代の初恋を引きずってたのね〜。と、なんだか姉目線で見てしまった。相変わらず絵がキレイで、情感豊かで、セリフで説明せずに表情やコマ割りで見せていく…。さすが、日高先生!!・・・でも日高さんの作品って、不機嫌な人が多いですね。たまには笑顔キラキラな子も見てみたいわ。でも、やっぱり日高さんの世界観に惹かれてしまいます。欲を言えばリバに至るシーンをがっつり見たかった…。
きもち☆4.5で。前作で、ちょいちょい中森さんと遊んでいた美山の自由で軽やかな感じが好きだったため、すぐに借りました。読んで一転、シリーズ通して誰よりも一途で初恋を拗らせていたことに良い方向に裏切られ、それはそれで非常に楽しめました。不器用な仁科がそれなりの覚悟をして美山を選んだ、その後の2人の交わりっぷりは凄いなと感じました。空白の時間の美山が、心が空白になった分、いかに身体の部分を埋めてきたのかをsexが上手くなったことで知らしめているようだったので。この先もラストの夜明け前くらいの仄暗い危ういバランスで続いていくんでしょう。
「花は咲くか」で惚れまくっての作者買いです。学生時代からの恋愛を引きずる二人のお話で、とくに捻りもないのですが、双方の視点がちゃんと描かれているため安定の一冊でした。というかこの絵のうまさだけで、多少ストーリーに難があったとしても許せる気がします。受が全く女っぽくないため、その分ガッツリ男の濡れ場って感じ。でもだからといってムサ苦しく感じないのも素晴らしいです。唯一の難点はキャラのビジュアルが似通っていて他作品とカブりがちな所でしょうか。でも性格が違うので読んでいくうちにそれも解消されていきました。ひいき目ではありますが、続きあれば読みたいので星5です。
まとめて再読中です。人生観変えちゃう人っているし、そういう人と出会えることは幸せだなと思う表題作。身体の境界線もなくなって一つに混じり合うような最後のセックスシーンはこの二人をよく表してると思います。一方 double lineの岡田と榊ですが、ここまでくるともうゲイとかノンケとか全く関係ないと思うんですよ。人として相手に誠実に向き合うかどうかの話。この二人はお互いのダメなところを受け容れながら寄り添っていってほしいです。特に岡田なんて部屋とかだらしないことも思慮深くないこともはじめからわかってたことなんだから、そういうの今更持ち出すのはなぁ。足りないところは自分が補うしかないんじゃないの。もっと言えば、だいたいねー神経質な人とズボラな人の間の壁なんてゲイとノンケ以上の高い壁だよ!…っつーモヤモヤがあったんだな(笑)。ま、その後もそれなりにうまくやってるらしいですけども。
この作家さんのお話は、流れがすごく自然で違和感がなくてすばらしいですね。どのお話も大好きですが、私は初恋のあとさきが一番好きです!他のお話でチャラい男代表のように出てくる美山が、こんなに可愛いやつだったとは(笑幸せになって、良かった〜!!
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ショーコさんの作品は読みごたえあって本当にいい作品が多いと思います。このお話もよかったです。傷、トラウマ、負の感情をうまく調理している。できることなら、一冊まるまる表紙の二人のお話がよかった。はじまりだけじゃなく、その先のうまくいってるラブラブなところが少なめでした。後日談はちょっと甘くてよかったな。そういうのをもっと見たかったです。短編で1話入ってる話も、短いのに存在感ありました。さすがです。表紙の二人も短編の二人も、「シグナル」「嵐のあとに」(?)というお話のスピンオフらしいです。どうせならそっちの2作を先に読みたかったです。電子化するのに順番でどう決めてるんでしょう?シリーズものなのに順番違うと流れがわからなかったり、感動できなかったりすると思うのでできたら順番どおりに電子化してほしいなと思います。この作品自体は文句なしの☆5で!!