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本当に素晴らしい作品でした。最初はイマイチ分からなくても、35話あたりから始まる過去編を読めば止まらなくなります。どんなに過酷な事があっても善良であり続けようとするシャボンヌには、絶対に幸せになって欲しかった。ラストもとてもよかったです。
号泣必死。ハッピーエンドです。ルウェリンが純愛で一途で切なくて苦しかったです。殺人にも、玉ねぎにも、全てが意味を持っていたことを知ったとき涙が止まりません。40話辺りから過去エピソードに入るので、とにかくそのあたりまで読んでみてほしいです。最高の作品に出会えて幸せです。
情緒は切なく、ふたりの用いる言葉の一つ一つに考えさせられた作品です。読み返すとタイトルにある晩餐がとても浪漫なものに見えるようになります。主人公シャボンヌは突出した魅力があるように思えない普通の人ですが厳しい環境下で人間らしい一線を保てる事が稀だとも思います。数人に異様に執着されるシャボンヌと、シャボンヌの行動を把握するルウェリンに読んでいて不安を覚え読むのをリタイヤをしようと思う場合があるとすれば、それは読み切った時に『シャボンヌがルウェリンと距離を置こうとした気持ち』も理解できて読み返した時にまた多角的に見えて良いとも思います。この作品のタイトルが『たまねぎ』であってもロマンチックだと思いますが、それは読んだから言える事でタイトルに浪漫と晩餐の文字のある事が温かく、殺人鬼ルウェリンとある事が正しくもありミスリードもし得るのは絶妙だと思います。『ルウェリンの好きな人』はルウェリンに治療が必要と判断し彼には薬も医師もない状況下で薬を入手するにはと考え、自傷する事で自分に与えられる薬をルウェリンに譲ろうとした人。その思惑が破れ薬はなく代わりに与えられた治療の材料がたまねぎ。それを知ると知らないでは印象がぐんと変わるのでネタバレしてしまい伏せてますが申し訳ありません。それ程途中まで読んで迷うなら読み切ってもらえたらとお勧めしたい作品です。読み切るとルウェリン達が救われると思います。この物語が始まる時よりも前から、人として成功もしたくて上手く立ち回れないシャボンヌが機会を得ても人でなしな選択肢を選ばずそれくらいなら死を望んだ事。孤立しても人としての矜持を保っていた事は着飾らずとも美しくも思えます。
最初のサスペンス展開が気になり読み進め、主人公の感情の変化や二人の過去、それぞれの視点のエピソードでは思わずないてしまった。すごく良い作品でした。全部読みきってよかったと思える作品でした!!
読み進めていくうちに最初の頃のよくわからない隣人の言動の理由がわかってきて面白いです。生まれ育った環境の歪みから異常な執着心のように見えるものの、根底にあるのは真っ直ぐでピュアな愛情という感じがして良かったです。
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本当に素晴らしい作品でした。最初はイマイチ分からなくても、35話あたりから始まる過去編を読めば止まらなくなります。どんなに過酷な事があっても善良であり続けようとするシャボンヌには、絶対に幸せになって欲しかった。ラストもとてもよかったです。