レビュー一覧

精神保健福祉士として働いています。解決して良かった！みんな幸せ！ではなく、待ち続けるという部分にリアルさを感じました。さすが松本先生監修… 私たちの仕事は時が解決することも多く、そのため時間も掛かるので利用者さんのためになっているのか疑問に思うこともありますが、振り返ってみてあの時のあれは正しかったと自分を納得させるのも大切ですね。今後も続いて欲しい作品です。

精神科に勤めているナースです。自殺未遂で入院してくる方の心情を少しでも理解したいと思って購入しました。とてもリアルに書かれていて本当にフィクションなのか疑うレベルです。上手くいった話だけでなく上手くいかなかったことについても書かれているのでより一層リアリティがあるなと感じました。この漫画を読んであらためて悩んでいる本人やご家族への支援の大切さを感じました。明日からも仕事がんばろうと思います。

生活保護の漫画にハマった流れでこちらも手に取りました。起承転結がわかりづらいストーリーかもですが、だからこそ現実味があるような気もします。人に優しく、搾取しないという世の中は難しいのでしょうか。色々考えさせられます

重い内容で辛くなる。ある程度、問題が解決したと言える状態に導かれるまでの過程が、ちょっと簡単すぎて綺麗事な印象も受けるが読み応えがある丁寧な内容でした。

羊くんのキャラと絵のタッチでサクサク読めますが、内容はやっぱり重いです。支援側の大変さが、かい間見えますが、身内と行政だけでは、やはり限界なのだろうと思いました。自死念慮者がもし身内だったら、また、知人にいて、やっと「死にたい」と救済を求められたら、内容が内容だけに、どう対応すればいいのか…。その意味で、こういった作品がもっと世に出回るといいかな、と思いました。

精神病のことについてはわかりやすく描かれていると思うが、現実は2話完結では終わらないので、こういうものだとは思ってほしくない。

保健所にPSWさんがいるということは知っていましたが何度も電話したり自宅訪問するなんて知りませんでした。相談に来た人を精神科の病院に繋げて、たまに電話する程度かと思ってました。認識を改めます。ほんとうに大変で、そして立派な職業だと思いました。

保健所でこのような仕事をしてる部署があるとはじめて知りました。

読んでいて辛い気持ちになりました。ですが、現実的な内容なので、しっかりと読まなくては、と思いました？

キリスト教が主流ではない日本で、自殺の云々は難しいですね。素人が決して口を出してはいけないので、プロに任せるのには賛成です。