レビュー一覧

作者買い。pixivで読んで惹かれ、どうまとまるかすっごく興味持ってました。掌のもつ破壊衝動とそれにもがく姿はとてもリアルで共感でき、また蛍二郎の言動も納得できるもので、心理描写もさすがだなと思って読んでたんですが、最後、崩壊を経て再生する部分がそれまでに比べるとあまりにも短くあっけなくてびっくりしました。そこが重要だからもっと詳しく描いてほしかったなとちょっと悔しい思いです。

とても視点が面白い作品でした。主人公が一生に一度破壊すると決めた相手のことを好きになる事が出来たのですが、それは癖であるのか？ゆがんだかたちの愛情表現かちょっと読みながら考えましたが、お話の中ではお互いに分かり合えて良かったです。

作者買いです。感情に名前がつけられない頃の幼いような、欠けたような、歪んだ精神にちょっとだけ引っ張られそうにります。すごい題材を描かれるなと驚きました。

諸悪の根源である母親には何も言わないの？それとも母親のせいだとは気づいてないんですかね？どうせこんな作風の物を描くなら、中途半端に終わらせずその辺りもしっかりと描いてほしかったです。かなり消化不良。

設定が気になり読んでみましたがドロドロした感じもなく破壊的な関係もなくストーリー重視な感じのおはなしでした。で？なんで好きなの？みたいな感じでもうすこし感情移入できたらよかったのに…いまいちものたりませんでした。

紙版を書店で見かけて、カバーに射抜かれてしまいました。結論から言うと作品自体にはカバーほど感銘を受けませんでした。破壊衝動の内実を「破壊」という2文字で済ませて漫画ならではの表現（残酷な絵という意味ではないです）がなかったのは残念。慌ただしい展開も若さと危なっかしさの表現なのでしょうが、そそくさと話を進めているようで、掌くんの顔が安定しないこともあってついていくのに少々疲れる感じも。ただ、恋を知らなかった掌くんが自分の部屋で静かに横たわりながら「好きだ」と改めて認識して涙を流す場面が、特に劇的な描写でもないのですが、恋に心を持っていかれてしまう感覚をリアルに描いていて素敵でした。

壊したくなる衝動って、実は母親のせい。なんか設定が気になって最後まで読んでみたけど、いまいち理解できないまま終わったかも

序盤は、「え？破壊衝動？？中二病？？？」と思い読んでいましたが、何だか可哀想な家庭環境のせいでもある気がしました。まあ弱い者を対象にしなかっただけ偉いですが、私個人としてはこう言った話は特にBLでは読みたくないテーマでした。

サンプル読んで借りました丸々代表作でしたが闇系を匂わせながら拗らせ系な感じでしたなんか、全体的に静かな作品でした

たしかに病的な主人公ではありますが、お母さんの精神状態が故の反動なのでしょうか。お母さん、もうちょっとしっかりしないと！！って読みながら思ってしまいました。振り回される子ども達が可哀想。　そんな不安定な精神状態、壊したい衝動の掌（しょう）と壊されたい蛍（けい）の二人の出会いは運命です！！