レビュー一覧

主人公不憫。そしてヒロインはど天然。読んでて疲れた。

少女マンガ的ときめき要素が「自首を薦められている」事になる展開には大笑いしました。悪役令嬢転生物は小説原作ばかりで、その小説も元は素人で脚本家と言うものではありません。それらも勿論面白いのですが、どうしても漫画的な展開への配慮に欠けがちで、素人が描いた小説をプロが頑張って絵に起こした、という努力の過程が透けて見える瞬間がどうしてもあります。小説ならその表現でよかったけれど漫画では不親切とか、漫画でこそ出せる強みが解らず小説的に潰したりという、そういうのがたまにあります。今作は全部を漫画家さん一人で考案し、描き出し、編集さんと（作中のように）闘っているようですから、やっぱり違います。好きか否かは置いておいて、少女漫画を踏襲した小説原作ではなく、根からの少女漫画です。途中展開が早かったりギャグも面白かったり、漫画的魅せ方も上手いですが、やっぱり少女漫画です。少女漫画分野が好きでない方にはオススメできないでしょう。私は面白かったし、続きも期待しています。巻末のお話は読んでおりませんが、今後も読みたいと思わせてくれたので☆5つ。

早く続きが読みたい！転生悪女の黒歴史は面白かったけど、最後に載ってた他の漫画は面白くなかったので、星4つ。

黒歴史が面白い…これは確かに痛い…痛いよ！けど実は私にも身に覚えがある妄想の数々で余計に面白く、また痒く、そしてやはり痛いです笑まさかLalaでまで転生ものが出てくるようになるとは…でも自作の妄想小説の世界ってところが新しい気がします。自分で作った設定でも10年経てば結構忘れちゃうよね。

一言で言えば「本気で報われない悪役令嬢と発言が薄っぺらいヒロインの話」です。最初は読んでて面白かったけど、巻を読み進めるうちに飽きてきました。だってどんなに頑張ってもどんどんこの漫画のヒロインであるコノハばかりが持ち上げられるんですもん。ストレス溜まる漫画だなー。わたしの年齢のせいかもしれませんが、コノハの言ってる事は誰でも言えるような薄っぺらな台詞ばかりです。5巻までなーんにも響かない。でも流石漫画。男衆はコノハに惚れ惚れ。そんな中で、多少間違った解釈をしてはいるけど、唯一ヨミだけが一途に主人公ラブ。以上のことから、一番のナイスガイはヨミ（脇役勘違い男子）で間違いないと思うのです。

めちゃめちゃ面白かったです。設定をこねくり回して独特の世界観を描く作品傾向のある作者様のようです。けれど、むしろこの使い古された「異世界転生悪女もの」という下敷き設定があった方が、小難しくなくわかりやすく受け入れやすく、才能を発揮しておりました。王道とは真逆の作風の作家様が王道を描く方が面白いというのはありますね。主人公は、厨二病というのか何なのか、私も覚えがあります笑そしていちいち大人(主人公&作者)が昔の自分へのツッコミを入れながら進む逆ハー王道ストーリー(視点は第三者)。完全にギャグです。物語の設定がコテコテなほど笑えてなりません。子供時代妄想で現実のうさを晴らしていた我々のような大人にはある意味癒しになるのではないでしょうか。あの頃の痛々しさが今、ユーモアになって笑えることが救いです笑続き楽しみにしたいと思います。

自分が作った物語に転生って珍しくていいですねただ 衣装が胸とか足の露出が多すぎて読んでて不快でした自分で好んであそこまでの露出してる女の子たちがお淑やかとかお嬢様設定とか苦しくないですか？男性作家なら理解できるんでるが(⌒-⌒; )お話は 魅力的なキャラという設定の人たちは出てきますが 私にとって魅力的ではなかったのでごめんなさい

面白かったですよ。次巻め早く読みたい！でも主人公がソルにトキメキを感じ始めるのが早すぎ。先にソルがドキッとし始めるけど、イアナは「殺される」不安が先に立ってソルの好意になかなか気付かない展開がいいです。あと、２作目は全然刺さりません。要らないから、その分安くするか、続きを収録して欲しかった！

既に一度投稿しましたが、再度レビューさせてください。今のところ10巻まで全て買っている者です。序盤は自身の生み出した妄想の闇鍋に転生してしまった！（しかも稀代の悪女）という設定を楽しむ、謂わば出落ちギャグ漫画という感じでした。それでも面白かったのですが、巻を重ねる毎に、何となくですが「創作をする者が背負う罪」がテーマなんじゃないか、と思うようになりました。登場人物を生かすも殺すも神たる作者の匙加減なわけですが、おそらく転生前イアナ（佐藤）は萌えの赴くまま無邪気に、あるいは単なる舞台装置としてキャラクターを殺すなどしていた。その死ぬべきキャラクター達への懺悔と贖罪、作者としての愛、が物語の根底にあるのではないか…などと思うのです。ともかく9巻まで読んでほしい。

昔の自分の妄想小説の世界に転生、と言う設定は面白く、共感できる部分もある。のですが、理解不能な部分も。自分をチヤホヤして欲しくて書いた、妄想小説の主人公（←自分の名前をつけいている）がレ○プされる話を書いたというのがなんとも・・・。何考えているのか意味不明です。また、天使清純派のはずの妄想小説の主人公が、露出高すぎな服を着まくっているのも品性に欠ける。ついでに言うと服のセンスもない。全体的に話の設定が甘く、この物語自体が、まさに妄想黒歴史ストーリーかと思います。多分、あと数年したら、作者さん自身がこの作品自体に悶絶される事でしょう。