レビュー一覧

上.下巻読ませて頂きました。今のところ、完結マークついていませんが、完結しております。私は大きな真っ白の､オッドアイ(透き通った淡いブルーと、黄緑色の宝石みたいな目をしてました。)の猫を可愛がっていた時があり(赤い首輪をして毛並みも良かったので､あきらかによそ様の飼い猫。しかし何故か？私のアパートのベランダに頻繁に出没。人懐っこい､可愛い猫だったので､来るたび撫でてあげてた…。)､表紙のオッドアイの子猫に惹き付けられての購入です。とても素敵な絵で、大人が読む絵本…と言った感じでした。ストーリーも、ファンタジーと、リアルな部分が程よく入り混じっていて、面白く、素敵なストーリーでした。途中、可哀想で、感動出来るエピソードがあり、涙がこぼれ落ちそうになりました。正直、購入前は高い値段が気になりましたが、読んでみたら値段設定に納得です。2400ポイントの価値のある絵柄、ストーリーだと感じました。絵が素敵だったので、紙でも欲しくなりました。　あのアパートに出没していた猫は､私が引っ越しをして逢えなくなりましたが、まだ生きているのかな？今もあのアパートのベランダで寝そべっているのかな？と､この本の猫達に姿を重ねてしまいました。

ネタバレになるので詳しいことは省きますが、猫がこれだけの大冒険をするというのは、読者側の立場からすると意外で面白く感じました。

作者買いです。竹光侍で前作との絵柄の違いに驚嘆しましたが、今回は絵本のようなテイストです。作者はどれだけ表現の引き出しがあるのでしょうか。もちろんストーリーも魅せてくれます。値段はしますが、買って損はない作品です。

不思議な話でした。天使の葬列の絵のように、楽しげなのに哀しい感じが全編に漂い、引き込まれました。特に下巻の絵の中の世界が、不条理な夢の中みたいで印象的。

久々に読んだ松本大洋作品。よかったです。この作家さんらしいテイストは残しつつも、パリの雰囲気やフランス人の描写などきちんと捉えられていて素敵でした。少し高かったえすが、松本作品なら妥当。下巻もすぐに読みたいです。

ルーブル美術館に住み着いてる猫というのもいいが猫らしく度に出ちゃうのもいい。

美しい！絵も物語も。紙でも欲しくなる。詩的でもあり、繰り返し開きたくなる絵本のような味わいが。皆さんにお薦めしたい。天使はヒヒヒと笑うのね。独特な世界観。

ルーブルを舞台に描かれた不思議な世界観。敢えて言うならもう少し長く読んでいたかったです。

絵も雰囲気も良いし、ストーリーも秀逸。この方の作品はレベルが違いすぎて圧倒されます。溢れる才能に身を任せて飛び込んでみて下さい。値段とかどうでも良いくらい、深く満たされます。

ビックネーム過ぎてちゃんと読んだことなかった作家さん。1冊がお高いのよ…。賞をとられたのをきっかけに読みました。一言でいうなら100万回生きた猫 in ルーブル　ちびっこへのプレゼントにも良さそうです！もちろん大人にも！お高いですが買って損はないです。紙で手元に置きたい。