君の声が聞きたい
作品詳細
- 発行 ハーレクイン
- ジャンル ハーレクイン小説ドラマティックストーリー
- レーベル ハーレクイン・ディザイア
- シリーズ 君の声が聞きたい
- 紙初版日 2001年3月5日
- レビュー
「ダーリン、君も当日会場にいるのかい?」電話の相手にそうきかれ、ライラはため息をついた。何人の男性に同じことをきかれただろう。自分の声がセクシーだというのは知っている。電話での、チャリティ・イベントへの参加呼びかけが成功しているのも、この声のおかげだとわかっていた。だけど……実際の私は、セクシーでもなんでもない。その証拠に、会場に来る男性たちは、いつも私には見向きもしない。気にしてはいなかった。イーサン・ウィンズローが参加を承諾するまでは。イーサン……。青年実業家の彼にチャリティに参加してもらうため何度か電話をするうちに、ライラはすっかり恋に落ちていた。ハンサムだという噂の彼は、話し相手としても魅力的だったのだ。会場で彼に会うと思うと、ライラは不安でおかしくなりそうだった。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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やられちゃいました(*^^*) お話の内容は見た目にこだわる世間の目とか、見た目に批判的に晒されて来たヒロインの過去だとかが一見、お話の主旨に見えるのですが、背景に、アルツハイマーで実父を亡くしたヒロインの苦労だとか、恩人をアルツハイマーで病院に見送り、その後継者として企業を動かすヒーローの過去や家族のこと、そして、アルツハイマーが取り持つオークションをキッカケに出会った二人と、周囲の反応と、アルツハイマーという病を混ぜたお話です。とは言え、終盤の意外とも、やっぱりとも思えなくもないながらも起きる、胸いっぱいのシーンが続けて起きるアレコレの間で泣かずにはいられませんでした(^o^) ちょっと頑固だし、思い込みの激しいヒロインを優しく包み込むヒーローの二人に、いつの間にか次のページが楽しみになる、そんなお話でした( ´ ▽ ` )ノ