伯爵に拾われた娘
路地裏をさまよう薄汚れた少年は、運命に見放された令嬢の、悲しき仮の姿。
男爵令嬢のエドウィナは少年に変装して家から逃げだした。不気味な老伯爵との縁談を、絶対受け入れられなかったから。だが世間の風は冷たい。所持金をすべて盗まれたうえ、悪人の手に落ち、ロンドンの路地裏でスリをはたらかされるはめになってしまった。ある日、偶然出会った立派な身なりの紳士アダムに救い出された彼女は、ほっとして自分が女性であることを告白した。すると、驚いた様子のアダムに意外な話をもちかけられる。「しばらく僕の屋敷に滞在して、ある仕事をしてくれないか?」伯爵位を継承したばかりだという彼から真剣な顔で頼まれ、一抹の不安を覚えながらも承諾したエドウィナだったが……。
■PHS−102『迷い込んだ愛の森』で運命に弄ばれた娘の物語を描き、好評を博したヘレン・ディクソン。1770年のロンドンを主な舞台にした本作でも悲運のヒロインが登場し、魅力的な伯爵と数奇なロマンスを繰り広げます。どうぞお見逃しなく!
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ヒロインが少年の姿をしてスリを働き、ある時貴族の男性の物スル時に失敗して捕まりかけたことで知り合う二人。やがて元締めの男に手痛く暴力を振られた現場にヒーローが居合わせたことから、その「少年」を近くで売春宿を経営していた、元家政婦に託したことから始まるお話です。少年はやっと子供から抜け出したまだ幼い少年ではなく、実は祖父が爵位を持つ家に生まれたサーの称号を持つ家の娘でした。女性の姿に戻り、出自や姓を名乗ろうとせずにいるヒロインに苛立ちながらも、容姿だけでなく優美な立ち振る舞いや頭の良さや謎めいた言動でヒーローをたちまち魅了するヒロイン。そんな二人が惹かれ合いながらも、自分の過去やお互いの出自を語らずにいました^_^; そして、このお話はそんな二人が実は密接に関連するいくつかの当事者で有ることに至るのですが、悪役の元締めと嫉妬する女や世間の目、そして、絡み合う何人もの存在がどう絡み合うのか?を想像しながらも、時にハラハラ、時にイライラとしながらも楽しく読むことが出来ました。ただ、ヒロインの年齢が18歳にしては、半年間の経験を考えても、かなり大人びていると思えるのと、安易な最後の展開にちょっと違和感があったので☆一つ減らしましたm(._.)m 読みながらも、展開がアニー・バロウズさんの作風に近い様に感じていました^_^;