【電子限定おまけ付き】 蜜色エトワール

久しぶりに当たりの小説に出会えました！すごく良かった！バレエダンサーという珍しい設定もうまいし、それぞれのキャラクターが活かされていて、BLを抜きにしても成立するお話だと思います。ナオキは自分のアイデンティティや現状に悩み、キヨチカも人生の岐路に差し掛かって悩み、なかなか未来を描けないもどかしさが伝わってきます。男同士の恋愛で葛藤するありがちな話ではなく、ナチュラルに運命の相手だと気づいていく過程も良かったです。作者あとがきにある裏テーマやナオキの天然発言等々でクスっと笑わせてくれて、おもしろかったです。本編と結婚までの間が気になるので、続編が読みたいです。

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レビュー通り、ふたりのバレエダンサーがゆっくりゆっくり気持ちを通わせ合う過程が良かったです。バレエしか知らない天然受けが攻めへの愛情を自覚し、自らのバレエで欠けていたことに気付いていくところも読ませます。ふたりの「その後」も読めて良かったです。

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星５つしかついていないなんてそんなことある⁈という気持ちで借りましたが、本当でした。お互い言葉で自己表現するのが不器用だけど、バレエを通じて惹かれあっていく過程が丁寧に描かれています。素敵なカップルなので、ずっと読んでいたい作品です。

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面白かった！主人公ナオトのお母さんの身勝手さだけは納得できないですが、それぞれ登場人物に魅力があって素敵。なによりバレエの描写が素晴らしい！バレエそのものに対する愛や敬意のようなものがありありと感じられて、それが世界観を作り上げています。一般人からみるとバレエという特殊な世界での物語ですが、大げさにドラマチックに描くわけでもなく、どちらかというと淡白な語り口ですが地に足がついていてじんわり心に入ってきます。結婚式やパーティのシーンも良かった。性描写は私は個人的にはなくてもいいくらいなんですが、この作品は変ないやらしさがなく、でも官能的で物語上必要と感じました。ナオトもキヨチカも、これからどんどん素敵な男性になっていくんだろうな、と思える幸せな作品でした。

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心理描写がとても丁寧で、最後までしっかり読ませて貰える作品でした。2人の不器用だけれども一生懸命な恋がひしひしと伝わってきました。

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