届かなかった手紙

なんか・・・ページ数により、都合よく。という感がぬぐえない。ヒーローは１０年前にヒロインを裏切り、他の女と結婚して子供をもうけた。それが自分の子供ではないとすぐに分かったものの、子供のことを思って別れず、1年前にようやく別居、離婚という手続き。で、田舎に帰りヒロインを探してもう一度プロポーズ。という計画で。自分の気持ちを手紙にして送ったものの、それはヒロインの兄によって阻まれヒロインは読むことはできず、それが１０年たってから読んでヒーローの気持ちを知ってヒロインはヒーローの葛藤や思いを受け入れ・・・ちゃうの？！　えええいいのそれ？！　ヒーローは自分と結婚しないと不幸になる、くらいの勢いでヒロインに決断を迫り、周囲もそれを勧め、ヒロインはあまりにもあっけなくヒーローと結婚することに・・・なんで？　そもそも、ヒーロー、ヒロインを好きなら自分が騙されたと思ったときに行動するべきだし、子供を手放せないならそこで戦えよ！　ヒーローがすごく勝手に行動して勝手に思い込んで勝手に結論を出した。ことにヒロインは最後に受け入れ・・・なんか、納得できないなー。１０年たったからヒーローの気持ちも受け入れるようになった、と言われればそうかもしれませんが、なんか納得いかない最後でしたので。

参考になった

11人

レビュアーのレビューリスト 不適切なレビューを報告する とじる