ヴィンランド・サガ 10巻
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ヴィンランド・サガ
千年期の終わり頃、あらゆる地に現れ暴虐の限りを尽くした最強の民族、ヴァイキング。そのなかにあってなお、最強と謳われた伝説の戦士が息子をひとり授かった。トルフィンと名づけられた彼は、幼くして戦場を生き場所とし、血煙の彼方に幻の大陸”ヴィンランド”を目指す!! 『プラネテス』の幸村誠が描く最強民族(ヴァイキング)叙事詩、堂々登場!
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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エディターのおすすめ
『プラネテス』でデビューし脚光を浴びた幸村誠氏の
最強民族【ヴァイキング】をテーマにした現在進行中の作品です。
異能者もやたら乳のでかい女性も出てきませんが、本作こそリアルガチな海賊モノです。
歴史上の人物トルフィンをモチーフにしたフィクションで、
中世ヨーロッパを舞台に、トルフィンの復讐の物語が始まります。
父の仇敵のもとでヴァイキングとして働く主人公の過去が徐々に明らかになりつつ
時代のうねりや運命に呑みこまれ、闘争に巻き込まれていきます。
様々な環境に身をやつしながら、なにを感じ、どう生きるのか
男一匹の生き様がありありと、時には痛々しく描かれます。
脇を固めるキャラクターも魅力のひとつ。
歴史考証が緻密で、当時の人々の慣習や考え方が伝わってくるので
現在の倫理観では推し量れないぶっとんだ奴が登場しても
当時は絶対こういう奴実在した感があり、すっと入ってきます。
私のお気に入りはのっぽのトルケルで、花山薫ぐらい強い武将なんですが、
強い相手と戦うことが生きがいの漢がとる
ある行動を是非本編で確認していただきたい。
ヴァイキングは粗野で乱暴で、略奪と侵略がライフスタイルなので
プラネテスとは打って変わって、前半は血みどろな展開多めですが
人間とはにか?愛とはなにか?というプラネテスと共通する
根源的なテーマが深く描かれているので
アクションが苦手な方も是非読んでいただき人生のバイブルにしていただきたい作品です。
(編集:吉田|作成日:2016/1/19 )