アルスラーン戦記 4巻
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アルスラーン戦記
国が燃えている…。世界はどれだけ広いのか? 強国「パルス」の王子・アルスラーンは、いまだ何者でもなく、ただ好奇心にあふれていた。「頼りない」「気弱」「器量不足」と言われたアルスラーンが14歳になった時、遠国の異教徒がパルスへ侵攻。アルスラーンは初陣の時を迎える。パルス軍の強さは古今無双。この戦もパルスの圧勝に終わると誰もが信じていた……。奈落へと落ちたアルスラーンの運命! 激動の英雄譚、開幕!!
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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エディターのおすすめ
田中芳樹×荒川弘。この最高のコンビが描く歴史ファンタジーは今年4月よりTVアニメ放送が開始されました。
『アルスラーン戦記』は架空の強国、大陸公路の中心に位置するパルス王国を主な舞台に、王都を奪われた王子・アルスラーン(当時14歳)が仲間を集め、遠国の異教徒からパルス奪還を目指す物語です。
斬新なテーマとは言えないかもしれませんが、この作品は架空世界として歴史や地理などを詳しく定義したり、独特かつ壮大な世界観をがっちり構築しています。
例えば、戦力を過信しすぎて戦法や政治を軽んじたあげく、パルス王国に災難をもたらした国王アンドラゴラス三世の姿が描かれたり、十字軍遠征をモチーフにして、宗教上の対立のみならず、政治的な利害も複雑にからむ宗教戦争が詳細に描写されたりしています。
「完全な正義というものを地上に布くのは無理でしょう。ですが今までの国政や暴虐よりましな政事が存在してもよいはずです。」
「王位の正統は血にはよらず政事の正しさによってのみ保証されるのです。…王者たる者は策略や武勇を誇るべきではありません。」
↑ アルスラーンに仕える天才軍師・ナルサスのセリフが基本好きです。(笑)
シリアスな部分もあるけど、個性的なキャラがたくさんいて会話が面白くて仕方がないです。興味のある方は、是非読んでみてください!
(編集:リリー|作成日:2015/5/7 )