レンタル48万冊以上、購入123万冊以上配信中!

年齢確認

18歳未満の方はご利用いただけません。あなたは18歳以上ですか?
はい
いいえ
漫画

私説昭和文学

私説昭和文学

購入した作品を読むには
「Renta!アプリ」が必要です

詳細アイコン

この作品は
アプリダウンロード専用です

デバイス アプリ保存 ブラウザ
PC - -
iPhone/iPad -
Android -
詳細はこちら
とじる
1巻を試し読み

作品詳細

「……死のう」。太宰治と山崎富栄の入水自殺。その最期の夜の他、様々なエピソードを描く。人物や当時の町並等が極めて精緻に描写された、映画を観ているような漫画世界。太宰治 他、永井荷風、梶井基次郎、坂口安吾の計4人の作家を描いた、文学ファンに特にお薦めな作品。

(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)

レビューPICK UP

※この作品にRenta!で購入したユーザーのレビューはありません

※Renta!で購入したユーザーのレビューのみが表示されます

  • 2021-09-22
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
    レビューを表示する

    素晴らしかったです。わたしは坂口安吾がこの中では一番好きな小説をかくひとで(青鬼の褌を洗う女、わたしは海を抱きしめてゐたいなど)安吾のバックボーンにある新潟の海が色まで見えるように表現されていました。太宰のキザで屑なところも余すことなくかかれており、そのなかでも三島、嫌いだといいつつも無視もできない神経を逆撫でされるしかし、才能はあり視界に入ってくる目の上の出来物のような部分に苛立ちを覚えていた三島も登場して満足です。志賀直哉に関しては、当時文壇の大家で本物の上流階級の志賀直哉がですよ、庇を貸したら母屋を乗っとる恥知らずとまで太宰のことを辛辣に言っていた事実があり、かといって志賀直哉は才能ある若い者に嫉妬して潰そうとするタイプでもないのに(小林多喜二などには優しくしていた)そんな、本物の上流階級の人は泰然としていれば良いものを無視できない太宰を癇に触ると感じていただろうエピソードも盛り込まれてよかったです。まあそんな太宰ですけど、安吾は(むしろ安吾だけは)愛していたんじゃないかなあ…なんて思っているんですが…不良少年とキリストなどを読むとですね。とにかく、村上もとかさんで文豪のエピソードが読めるなんて僥倖です。是非シリーズで出して欲しい。泉鏡花や芥川、中原中也や萩原朔太郎なども読みたいです!あと、武者小路実篤もおもしろいとおもうのですが、人生が長すぎるかなあ…武者先生は90まで生きてますしね。その際は岸田劉生と是非是非絡めてくれたら嬉しいです。麗子ちゃんのモデルの話辺りを。でもこの前後編のスタイルだと長すぎかもですね。とても気に入った一冊でした。

  • 2020-11-25
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
    レビューを表示する

    昔、純文学を読んでたり、好きな人にはハマるかも。

  • ※このレビューにネタバレが含まれています。
    レビューを表示する

    ●どのお話もとても面白かったです。実際のエピソードに架空のキャラクターが登場したり、本当はどうだったのか、史実的には空白の部分が埋められていたり──しているのですが、作家それぞれの性格や人生観などが巧みに浮き彫りになる筋運びで、漫画を読みながら優れた短編小説を読んでいる気持ちになりました。コマを丁寧に追いながら、自分の心のなかと向き合っていく感覚が心地好かった。●今は教科書に載っている作家陣も昔とは様変わりしているようです。ここで取り上げられた作家たちは、ある年代の人たちにとっては若い頃に一度は手に取った方ばかりではないでしょうか。「文学が文学であった時代、作品はその作家の魂の叫びであった」とか、「優れた自己表現の形であった」とか、どこかで聞いた言葉を思い出しました。今本屋さんで売れている作品は、文学と言われているものでもエンタメ小説の傾向が強いように感じ、やはり太宰や梶井が活躍した時代とは変わってしまったなあと思います。まあ、彼らが書くような作品が必要とされなくなった、ある意味平和で贅沢な時代になったということかもしれませんが。流行りのキャラ文芸というジャンルなど、アニメと小説の間に生まれた、本当に新しい世界ですよねぇ。●しかし、芥川や太宰をはじめとした過去の作家たちがバトルするアニメ、大人気ですよね。みんな美形でかっこ良くて個性的で! 彼らは天国でどんな顔をして見ているのでしょうか。この本の続編が出るなら、私は横光利一や小林多喜二、島崎藤村、安部公房など、読んでみたい作家さんがたくさんいます。

  • ※このレビューにネタバレが含まれています。
    レビューを表示する

    とても読みごたえのある作品ばかりでした。太宰治の話がインパクトが強いですが、坂口安吾のエピソードは知らなかったので読めて良かったです。

  • 2018-11-28
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
    レビューを表示する

    それぞれの文学者が、本物に良く似ています。昭和の文学者たちの姿が、時代の色と共に活写されていて、面白かったです。それにしても太宰と坂口安吾にはいらっと来ました。

みんなの感想

シリアス (1人) タメになる (1人)

あなたの感想を一覧から選んで投票してください。

巻読み
話読み

現在1巻

私説昭和文学

私説昭和文学

お得な100ポイントレンタル
太宰治、永井荷風、梶井基次郎、坂口安吾。4人の作家の人物像を極めて精緻に描いた、映画のような漫画世界。【全201ページ】
配信日:2014/08/19
会員限定無料
1%還元+0%還元:1ポイント獲得
還元キャンペーン(01/01まで)
レンタル(48時間)
1%還元+0%還元:1ポイント獲得
還元キャンペーン(01/01まで)
購入
1%還元+0%還元:4ポイント獲得
還元キャンペーン(01/01まで)

本編が同じ内容の作品があります

すでにレンタル版が
カートに入っています

カートを
「購入版」で更新しますか?

まとめてカート

購入版をまとめてカートに
追加しますか?

本編が同じ内容の作品があります。
カート内でご確認ください。

・カートに追加できるのは最大100点です。
・レンタル中/購入済みの作品は追加されません。
・まとめてカートは購入版限定の機能です。

この本を読んだ人はこんな本も読んでいます

この本に関心がある人におすすめします

おすすめ特集

異世界ギルドニュース

異世界ギルドニュース

神マンガ1000

神マンガ1000

最近なに読んだ?

最近なに読んだ?

スタッフの神マンガ特集

スタッフの神マンガ特集

おじさんマンガ特集

おじさんマンガ特集

レビュー高評価オリジナル作品特集

レビュー高評価オリジナル作品特集

2024年マンガ年間ランキング

2024年マンガ年間ランキング

Renta!マンガ大賞2024

Renta!マンガ大賞2024

厳選無料ページ

厳選無料ページ

独占・先行配信作品ページ

独占・先行配信作品ページ

メディア化作品特集

メディア化作品特集

super view

super view