狼を愛した姫君
作品詳細
- 発行 ハーレクイン
- ジャンル ハーレクイン小説ドラマティックストーリー
- レーベル MIRA文庫mirabooks
- 紙初版日 2013年11月15日
- レビュー
13世紀イングランド。わずかな従者を連れて旅を急ぐ姫君が、賊に襲われた。姫君は落馬して気を失い、ディ・バラ家の男たちに助けられたときには記憶を失っていた。所持品からマリオンと呼ばれるようになった彼女は救い主たちの城に迎えられ、城主の老伯爵と、狼と表現するのがぴったりの6人の息子たちとの暮らしにとけ込んでいく。ある日、7人目の狼、長男のダンスタンが久々に帰郷する。ほかの6人になかったときめきを感じるマリオン。しかし彼女の身元がわかり、マリオンはダンスタンに伴われ、家路をたどる旅に立った……。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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きっく☆さん
4
2018-04-01
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元々ヒストリカルが好きで、かなり昔にこの作品も読んだと思っていましたが、やはり面白かったです。最近多いティーンズラブ小説にはない忠実な時代背景や建物や衣装の描写、ご都合主義の排除なども久々で新鮮な気持ちで楽しめました。魅力的な兄弟達のそれぞれの恋物語のスタートはディ・バラ家の長男ダンスタン。記憶を失くし、ほかの兄弟達とはすっかり打ち解けたどこぞの姫マリオンを元いたらしい場所に送り届ける為の旅を通して2人が惹かれ合う過程は、ヒロインの何度とない脱走劇を繰り返すに連れて深まります。ティーンズラブのようにあからさまなエッチ描写ではありませんが、いかに心が通いあった行為が素晴らしいかを語るのもハーレクインの醍醐味といえばそうなのかも知れません。