恐れに満ちた再会

著者リン・グレアム
翻訳春野ひろこ

ジャンル：ハーレクイン小説
長さ：156ページ
4.5 (4件) 4 4

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作品詳細

■死んだと思っていた夫が生還し、彼女は不名誉な噂を消し去りたいと願った。

■エデンの夫で富裕な銀行家のダミアーノ・ブラガンツィは、南アメリカで消息を絶ち、すでに死亡したと信じられていた。五年後、エデンのもとに警察と外務省の人間が訪れ、ダミアーノはクーデターに巻きこまれて投獄されていたが、解放されて今日イギリスに帰国する、という驚くべき情報をもたらす。エデンはさっそく空港に向かい、夫と再会した。だが彼女の胸は不安と恐れでいっぱいだった。ベッドで消極的な態度しかとれないエデンのせいで、彼が行方不明になる前から結婚生活は暗礁に乗りあげていたからだ。しかもダミアーノが失踪した三カ月後、あるタブロイド紙に、彼女がほかの男性と関係したというおぞましい記事と写真が掲載され、それがもとでブラガンツィ家を出たことも、ダミアーノは知らない。再会を喜ぶ彼が、もしそのいきさつを耳にしたら……。

（※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています）

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5
sylviaさん

2018-01-05

※このレビューにネタバレが含まれています。
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漫画の方を先に読みました。ほぼ原作の通り描かれていましたが、漫画より原作の方がヒロインの成長ぶりを感じることができました。他人への思いやりも大事ですが、自分を守ることも考えないと他人に利用されてどん底の生活に追いやられるのですね。

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4
神楽さん

2015-09-25

※このレビューにネタバレが含まれています。
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外国の政権下で、暴力と過酷な労働という経験をしたヒーローが、帰国出来ることになったことから始まるお話です。とはいえ、ヒーローの感じはどちらかと言えば以前よりも人間が丸くなった様に見え、狭い所が苦手とか云うものの、生きることに毎日を費やしてきた様には感じられず、妻であるヒロインも、純粋さは認められるものの、頭が良い様には感じられず、読んでいて呆れてしまうことばかりでした…;^_^A まぁ、最後には良かったね！っていう感じですが、イラっとするとか、ナンデそうなるの？と思うことも多く、ミスリードするのが鼻に付くリングレらしいとも云える作品ですが、そうは言え、終わりにしたがい誤解やウソがヒーローの手によって解けてゆくのもある意味快感で、持っていき方が違えば胸のスク終わり方なだけに、惜しい気もしました(^^;; まぁ、リングレらしいということで、過激シーンもオトナシイので、穏やかに読破出来るかと思います(=^x^=)

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