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【全4巻】完結
生類憐マント欲ス
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元禄文化華やかなりし江戸の街。その影で蠢くのは、「善」か「悪」か……。時は元禄、世は太平。旗本家の次男坊・遠山進之介は、謎めいた黒衣の男「せんせい」との出会いをきっかけに、華やかな江戸の街の裏、怪奇を装ってうごめく陰謀に巻き込まれてゆく──。ファンタジーコミックの旗手・篠原烏童が描く本格元禄怪奇譚、堂々登場！
（※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています）
レビューPICK UP
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かぇりたんさん
5
2024-05-03 -
かつさん
5
2020-01-28
時代モノが好きで、オススメられるまま初読の作家さんのサンプルで主人公の色香にやられてから全4巻読破。地代モノとしてもファンタジーとしても世界観が面白く、後半は思いがあふれて泣きながら読みました。
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梅吉さん
5
2019-11-09
とても良かったです。物語に出てくる人達も良かった。せんせいか？には笑いました。個人的にはもっと続いて欲しかったです。
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魅惑の知恵者さん
5
2019-06-21
「人間」と「人間以外の生き物」。どっちも生類なのに邪な悪心を育ててしまうのは人間。悲しいことです。ラストは泣けてしまいました。綱吉の政について新たな発見があり、作品の参照図書にも興味を持ちました。なんとなくレンタルした作品でしたが、どっぷりはまって面白かったです。
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2019-05-16
動物を描かせたら、多分この作者が一番じゃないでしょうか。動きや表情もそれらしく、加えてちょっともの悲しいストーリーで、あっという間に読んでしまいました。
参考になった
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全4巻
生類憐マント欲ス （1）
配信日：2013/07/16
生類憐マント欲ス （2）
配信日：2013/07/16
生類憐マント欲ス （3）
配信日：2014/07/29
生類憐マント欲ス （4）
配信日：2015/05/01
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送りつけられた犬の皮というのが最大の謎でした。単に嫌がらせとも取れ、しかしもっと深い意図があるのでは とおもうところ、幾多の伏線は回収され あっと息を呑む展開に深い感動を呼びます。NHK及び民放で大奥がドラマ化されたこともあり、よしながふみ著 大奥も漫画賞を受賞したジェンダーを問う圧巻大作でしたが、加えてこちらも一面だけでない朴訥で真摯な将軍綱吉像が魅力的です。いつの世も情報操作や権謀術数による人心掌握を狙いながら上に立つ者同士の闘いはあるのだなあと改めてひとの業の深さに驚かされました。その中にあっても ひとはおのれの信ずる道を迷いながら悩みながら選択し、選択した以上信じて生きてゆく その強さが掘り下げられ描かれていて宗秋を打たれました。せんせいの造形や絵がとても魅力的で、時代考証など大変なご苦労はあったろう中で 生き生きと衣装髪形が描かれていました。着物が趣味で、個人的にTV時代劇の町娘の衣装が華美に過ぎるのがあり得ないと常々疑問だったので そこが素朴かつ違和感なく仕上げられていたのがとてもよかったです。徳川将軍家のなかでも代々誰が次の座に就くかを日々安閑としていられず 運命のあやによりひとが登場しまた消えてゆくのが改めて思われました。SF ファンタジー ラブロマンス好きにも男女を問わずぜひお勧めです !