さよならの嘘

クレアは二十歳のときから、恋をあきらめて生きてきた。病に苦しむ母の姿を将来の自分に重ね、結婚も妊娠もしないと誓い、持てる情熱のすべてを助産師としての仕事に注いできたのだ。それなのに、こんなことになるなんて……。はじまりは、キャンベルという魅力的な医師の着任だった。クレアへの好意を隠そうともしない彼に戸惑いを覚えたものの、拒み続ける自信はあった。たった一度、あの過ちの夜までは。キャンベルへの愛に目覚め、思いがけず新しい命を授かり、それまでクレアが必死に築いてきたものすべてが変わってしまった。ただ一つ……結婚も出産も許されない、あの悲しい秘密をのぞいて。

■美しくセクシーな描写が人気のエイミー・アンドルーズの新作をお届けします。腕利きの医師でハンサムなキャンベルが仕掛ける、如才ない誘惑作戦に屈したクレア。運命の不思議と愛の強さを、まるで高らかに歌い上げるようなロマンスをお楽しみください。

（※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています）

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• 5

  神楽さん

  2013-04-26
  ※このレビューにネタバレが含まれています。

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  重すぎる、苦悩と忍耐の現実問題を背景に、家族愛と信頼と優しさと、お互いへの思いやりを混ぜ合わせたお話でしたf(^_^; ヒロインの秘密、そして、家族の秘密(-_-;) 男性を近づけず、仕事に生き、家族の為に暮らし、心を私生活から引き離し、大好き赤ん坊とその家族の為の仕事に未来を託して生きて来たヒロイン。家族に愛され、女性と楽しみながらも、人生の伴侶の出現を待っていたヒーロー。職場である産科で出会い、共に一目惚れになる二人。それでも、ヒーローや男性と結婚する未来を拒み続けるヒロイン。哀しい迄の現実に潰されそうなヒロインを助けるのもヒーローでしたf(^_^;やがて、肉体関係を結ぶものの、それでも、未来をあくまでも拒むヒロイン。彼女の秘密とは？そこまで拒み続ける理由とは？最後は泣けずには読めませんでした(T-T) 悲しい現実も有りましたけど…、最後には良かったね！って思えたお話でした(*^^*)

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