黒い羊は銀の魔導士の愛を夢みる

迫害され村を追われたラーシュの民の少年アリンを拾ったのは、国一番の魔導士と名高いウィレム。以来不思議な共同生活が始まるが、ウィレムがかつて王命でラーシュの魔導士を人柱にして城壁を作ったと聞き…？

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（※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています）

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• 5

  かぴさん

  2024-10-26
  ※このレビューにネタバレが含まれています。

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  読書の醍醐味って、読み終わったときに幸せな気持ちになって涙がぽろりと落ちている、という状況かなと思います。この本はまさにそれ。読み終わって、すごく心が温かくなり、読んで良かった！って思えて、それからおもむろに涙を拭きました。良い人が多く、でも悪役もいて、悪役はめちゃくちゃ悪い奴で、それらはぎゃふんと言わされて気分すっきり。良い人たちは幸せになって、読んだ後も幸せな気分が続きます。精神衛生上とーっても良い作品でした。

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