疑われた無垢
デヴォンの脚の手術の為に会社の金を横領していた父。父を訴えないでほしいと社長のグラントに懇願しに行ったのだが…【全164ページ】
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疑われた無垢
作品詳細
- 発行 ハーレクイン
- ジャンル ハーレクイン小説:愛人契約
- レーベル ハーレクイン・イマージュ
- 紙初版日 2013年3月5日
-
レビュー
3.0 (2人)
何度目かの手術が成功し、ついにデヴォンは歩けるようになった。そんな喜びも束の間、彼女は恐ろしい事実を知る。莫大な手術費用を捻出するため、父が会社の金を横領していたのだ。解雇された父を救おうと、デヴォンは社長のグラントに懇願した。「わたしのために罪を犯した父を、どうか告訴しないでください」脚が不自由だったと知らないグラントは手術のことなど信じず、デヴォンを贅沢好きの放蕩娘と決めつけると、屈辱的な申し出をした。「ぼくがきみに飽きるまでそばにいるなら、考え直してもいい」だが初めての夜、震えるデヴォンを強引に引き寄せたグラントは、彼女の腰に走るまだ新しい傷跡を見つけ、息をのんだ。
■愛人としての役割を果たさなければ、父が告訴されてしまう……。焦るデヴォンですが、グラントはもう彼女に触れようとしません。男性の気持ちがわからず戸惑い、未熟な誘惑を仕掛けようとするヒロインがいじらしい、J・スティールの1983年の初邦訳作品です。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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