アラベスク後宮の和国姫2
寵姫として持て囃されたり、はたまた教養のない妃候補たちに舐められたり。
コネと派閥だらけの後宮に辟易したライラ―は気づく。有能な妃を育てれば、注目も減り、この面倒な状況も覆るのでは!? そこで後宮改革を決意。女たちを教育して導き、人材を登用していく。しかしその結果、後宮(ハレム)内にライラーの派閥が浸透して……意図せずさらに立場を固めることに!
一方、反抗的な軍部を掌握すべく、ついに皇帝(スルタン)・アスィールも動き出す。ライラーは軍部との“ある賭”で、いちかばちか皇帝の味方を増やす秘策を思いつくが――? 新たな大河ロマン、待望の第二巻!
◆――登場人物紹介――◆
ライラー……元は和国の姫君。聡明で明るく、領民に慕われていた。謀略で捕われてしまい、ダリル帝国の後宮(ハレム)に入れられたが……?
アスィール……若きダリル帝国皇帝。後世には、斜陽にあった帝国を見事な手腕で復活させたと語られる名君。ある出来事からライラーを気に入り――?
母后……現・ダリル帝国皇帝の母。非情で冷酷な一面ももつ女性。一方で、あるライラーの行動から、彼女になにかを期待し、注目している様子も。
デュッリー……後宮でライラーの側付きとなった少女。素直な性格で、はっきりものを言い、強かな一面ももつ。
ヤーサミーナ……皇帝にはべるのを許された愛妾。高慢で贅沢が好き。次の母后の立場を狙い、ライラーを敵視している。
カマール……奴隷商人として、ライラーを故郷から帝国へ連れ去った男。しかし、実は彼の正体は……?【全167ページ】
この作品の他の巻
アラベスク後宮の和国姫
作品詳細
- 発行 KADOKAWA
-
ジャンル
ライト文芸:恋愛/成り上がり/後宮・大奥/王族・貴族
ライトノベル
ライトノベル・女性向 - レーベル 富士見L文庫
- シリーズ アラベスク後宮の和国姫
- 紙初版日 2023年6月15日
-
レビュー
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新たな大河ロマン、ここに開幕!
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後の世に伝説として語られる妃、ライラーは、元々和国の姫君。謀略で捕われダリル帝国の後宮(ハレム)に入れられた。しかしこの後宮では子を産まず数年経てば解放される道が! 彼女は希望を得て、皇帝(スルタン)に近づかず、年季明けを目指すと決意する。 だがさっそく皇后に試されたり、高慢な妃候補に挑発されたり。ライラーはいくつもの窮地を両親に鍛えられた聡明さと生来の明るさを発揮して乗り越えていく。しだいに周囲から慕われ、賢明な統治者としての片鱗すら垣間見せ……。 けれどその結果――なんで逆に成り上がって寵姫扱いされてるの!?
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「わが家は幽世の貸本屋さん」シリーズ(マイクロマガジン社)、「異世界おもてなしご飯」シリーズ(KADOKAWA)の著者・忍丸氏、書き下ろし小説!
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担当編集コメント
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主人公のライラーの聡明さ、機転は必見!!!痛快でスピード感あふれる展開に引き込まれること、間違いありません!とくに自分が好きなシーンは、敵視してくる妃候補から仕掛けられたある戦いに、思いがけない形でライラーが対応したあの場面。ほかにも見所となる華やかな後宮文化、異国情緒あふれる描写、登場人物達の魅力……どれをとっても、この作品を読まないなんて、もったいないです!
※こちらの作品にはイラストが収録されていません。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
みんなの感想
アラベスク後宮の和国姫
新たな大河ロマン、ここに開幕!
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後の世に伝説として語られる妃、ライラーは、元々和国の姫君。謀略で捕われダリル帝国の後宮(ハレム)に入れられた。しかしこの後宮では子を産まず数年経てば解放される道が! 彼女は希望を得て、皇帝(スルタン)に近づかず、年季明けを目指すと決意する。 だがさっそく皇后に試されたり、高慢な妃候補に挑発されたり。ライラーはいくつもの窮地を両親に鍛えられた聡明さと生来の明るさを発揮して乗り越えていく。しだいに周囲から慕われ、賢明な統治者としての片鱗すら垣間見せ……。 けれどその結果――なんで逆に成り上がって寵姫扱いされてるの!?
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「わが家は幽世の貸本屋さん」シリーズ(マイクロマガジン社)、「異世界おもてなしご飯」シリーズ(KADOKAWA)の著者・忍丸氏、書き下ろし小説!
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担当編集コメント
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主人公のライラーの聡明さ、機転は必見!!!痛快でスピード感あふれる展開に引き込まれること、間違いありません!とくに自分が好きなシーンは、敵視してくる妃候補から仕掛けられたある戦いに、思いがけない形でライラーが対応したあの場面。ほかにも見所となる華やかな後宮文化、異国情緒あふれる描写、登場人物達の魅力……どれをとっても、この作品を読まないなんて、もったいないです!【全173ページ】
アラベスク後宮の和国姫2
寵姫として持て囃されたり、はたまた教養のない妃候補たちに舐められたり。
コネと派閥だらけの後宮に辟易したライラ―は気づく。有能な妃を育てれば、注目も減り、この面倒な状況も覆るのでは!? そこで後宮改革を決意。女たちを教育して導き、人材を登用していく。しかしその結果、後宮(ハレム)内にライラーの派閥が浸透して……意図せずさらに立場を固めることに!
一方、反抗的な軍部を掌握すべく、ついに皇帝(スルタン)・アスィールも動き出す。ライラーは軍部との“ある賭”で、いちかばちか皇帝の味方を増やす秘策を思いつくが――? 新たな大河ロマン、待望の第二巻!
◆――登場人物紹介――◆
ライラー……元は和国の姫君。聡明で明るく、領民に慕われていた。謀略で捕われてしまい、ダリル帝国の後宮(ハレム)に入れられたが……?
アスィール……若きダリル帝国皇帝。後世には、斜陽にあった帝国を見事な手腕で復活させたと語られる名君。ある出来事からライラーを気に入り――?
母后……現・ダリル帝国皇帝の母。非情で冷酷な一面ももつ女性。一方で、あるライラーの行動から、彼女になにかを期待し、注目している様子も。
デュッリー……後宮でライラーの側付きとなった少女。素直な性格で、はっきりものを言い、強かな一面ももつ。
ヤーサミーナ……皇帝にはべるのを許された愛妾。高慢で贅沢が好き。次の母后の立場を狙い、ライラーを敵視している。
カマール……奴隷商人として、ライラーを故郷から帝国へ連れ去った男。しかし、実は彼の正体は……?【全167ページ】
アラベスク後宮の和国姫3
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