レプリカだって、恋をする。3
オリジナルがやりたくないことを押しつける身代わり、〈レプリカ〉だった私だけど、その役割を失って。「素直が何を考えてるか分からなくて、怖い」 そんな思いを抱えながら、季節は冬に向かっていく。素直が修学旅行に行っている間、私はアキくんと一緒に、リョウ先輩の故郷・富士宮へ行くことになった。それぞれ別々の場所で、はじめての旅を楽しみつつ、レプリカの仕組みの謎を紐解くピースを拾い――。そして私は、素直が秘めた思いと、知らなかった真実と、向き合うことになる。――ナオと素直。それぞれの視点から描かれる、転機の第3巻。【全190ページ】
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レプリカだって、恋をする。
作品詳細
- 発行 KADOKAWA
-
ジャンル
ライトノベル:SF・ファンタジー/恋愛/学園
ライトノベル・男性向
コミカライズ原作 - レーベル 電撃文庫
- シリーズ レプリカだって、恋をする。
- 紙初版日 2023年2月10日
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レビュー
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――応募総数4,128作品の頂点―― 第29回電撃小説大賞《大賞》受賞作
具合が悪い日、面倒な日直の仕事がある日、定期テストの日……。彼女が学校に行くのが億劫な日に、私は呼び出される。 愛川素直という少女の分身体、便利な身代わり、それが私。姿形は全く同じでも、性格はちょっと違うんだけど。 自由に出歩くことはできない、明日の予定だって立てられない、オリジナルのために働くのが使命のレプリカ。 だったはずなのに、恋をしてしまったんだ。 好きになった彼に私のことを見分けてもらうために、髪型をハーフアップにした。 学校をさぼって、内緒で二人きりの遠足をした。そして、明日も、明後日も、その先も会う約束をした。 名前も、体も、ぜんぶ借り物で、空っぽだったはずの私だけど――この恋心は、私だけのもの。 海沿いの街で巻き起こる、とっても純粋で、ちょっぴり不思議な“はじめて”の青春ラブストーリー。
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(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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