午前3時の無法地帯(3)
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午前3時の無法地帯
イラストレーターを夢見るももこが就職したのは超多忙なパチンコ専門のデザイン事務所!! ヤクザまがいの営業や、夜中についつい脱いじゃうデザイナーなど、社員はちょっと……いや、かなり個性的!! 徹夜続きで家にも帰れず、充満するタバコの煙のなか女子力は下がる一方……。「あたし何でここにいるんだろう――?」 話題沸騰のねむようこ人気作!!
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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エディターのおすすめ
20代後半というのは、若かりし頃に抱いた夢や希望が、現実にすり替わっていく時期である……とよく聞きます。昔は「そんなもんかね〜」と軽く受け流していましたが、アラサーの今、これを実感せずにはいられません。
6年間続けたバンド活動をやめて、実家の定食屋を継いだA君。社会人を鼻で笑い遊び呆けていたクセに、最近は「貯蓄」が口癖のB君。なにより自分自身、昼に仕事をこなし夜に思考停止するだけの日々に、気づいたらハマっていたわけです。
そんな私が今回オススメする漫画はこちら。
イラストレーターを夢見て専門学校を卒業した主人公ももこの就職先は、興味があるどころか、やったことも「ない、てゆーかむしろ嫌い」なパチンコが専門のデザイン事務所。「激アツ」とか「新台入替」とか、どうでもいい言葉ばかりが並ぶポスター・POPをもくもくと制作する日々。連日残業は当たり前、それでも「仕事ナメんな」というプライドのかけらを糧に明日へと向かう…。
「あたしなんでここに居るんだろう?」という、ももこの心のつぶやきは、夢の代替物としてセコい日常を消費する全ての人々に突き刺さるはずです。ジャンルはヤングレディースですが、これは男性も読むべきでしょう。A君とB君にも読ませよう。あなたもどうですか?
(編集:星原|作成日:2013/2/12 )