そこをなんとか 6
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そこをなんとか
弁護士は儲かる! そんな思い込みで、成績ギリギリで弁護士になった改世楽子(かいせらくこ)。しかしその年、司法試験には大量の合格者が……。就職にあぶれた楽子(らっこ)はどうにか零細事務所に押しかけ就職! そこにはいやみで出来る先輩弁護士・東海林がいて!? 新米弁護士・楽子の奮闘記!!
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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そこをなんとか 8
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エディターのおすすめ
弁護士という職業のイメージって、最近ずいぶん身近になってきたように思います。きっとTVのバラエティ番組やドラマなどの影響が大きいのでしょうね。
弁護士を取り扱う作品も数多くありますが、今回紹介するこちらの作品では、司法試験を突破した頭のいい分、どこか近寄りがたい人々……ではなく。
司法試験をギリギリで潜り抜け、勤めていたキャバクラのお客で来た弁護士先生の事務所に転がり込むという、規格外な弁護士が主人公です。
しかも名前が「楽子」(らっこ)。
志望動機は「弁護士なら儲かると思って」。
どうあっても固くなりようのない、ふわふっわなキャラです(笑)
絵柄もシンプルな線でさらっとしたもので、主人公の性格もあって気楽に手に取れるのですが、読み進めていくうちに、やってくる依頼人たちが本当に抱えている問題に踏み込み、何が正解なのかわからなくなるような中で悩みながらも答えを選んでいく楽子先生の姿に、どんどん引き込まれていきます。
毎回出てくる依頼人はもちろん、周りを固める先輩弁護士(アニ弁)、事務所の所長(ボス弁)、同期のエリートイヤミ弁護士(ツンデレ)などなど、それぞれ魅力的なキャラばかりで、非常に読みごたえあり! ドラマ化もされた良作ですので、ぜひ手に取ってみてください♪
(編集:南|作成日:2013/3/12 )