夫の連れ子が私に隠れて毎晩泣いています/人生の選択を迫られた女たち

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夫の連れ子が私に隠れて毎晩泣いています/人生の選択を迫られた女たち
物心つく前に産みの母親を亡くしたOLの倫子(のりこ)は、病気で妻を亡くし八歳の娘と父ひとり子ひとりになったという同じ会社の渡辺史郎(わたなべ・しろう)にシンパシーを感じ、いつしかつきあうようになった末に後妻として結婚する。義理の娘である里緒(りお)はすんなりと倫子のことを受け入れてくれて、まだ「お母さん」ではなく「倫子さん」としか呼んではくれないが、そのうち本当の母娘同様になれるはずと期待を持っていた。ところがある夜、倫子は里緒がベッドで一人密かに泣いている姿を目撃してしまう。「怖い夢を見たから…」と言い訳する里緒だったが、どうにもその様子はおかしい。さらにそれどころか、里緒は街の花屋でバラの花を万引きしようとしたところを店主に見とがめられてしまう。いったい幼い彼女の心の中で何が起こっているというのか? いぶかる倫子が知ったのは、思いもよらない里緒の愛しくもせつない想いだった――…。
(※本コンテンツは合冊版「人生の選択を迫られた女たちVol.5−3〜特集/波乱万丈すぎるシングルマザー」の内容と重複しています。ご注意ください)
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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