ソラのひと【イラストあり】

著者朝丘戻
画苑生

ジャンル：ボーイズラブ小説
長さ：323ページ
3.5 (5件) 5 5

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作品詳細

唯愛には忘れられない人がいる。高校のワンゲル部の先輩・宇来学。誰とでもつきあう遊び人のくせに、孤独を纏っていた人。学と再会した唯愛は、十年ごしの告白をし辛辣にふられた。だがレジン作家である学の作る美しい「空」は、部活で唯愛と見た景色を忘れていないと伝えてくる。諦められない唯愛に、意外にも学が恋人になるチャンスをくれた。「嫌い」から始まる仮初めの関係でも嬉しくて、両想いになるため頑張る唯愛だが……。
唯一の愛を探しにきた宙（そら）の人の、これは恋の記録。
苑生先生の口絵・挿絵も収録。

（※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています）

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4
もこさん

2021-08-25

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とてもボリュームのある長編です。読み終えるのに、何日もかかりました。。。読み始めは、現実的な設定のお話だと思っていましたが、あれよあれよと新事実！からの、急展開、、、どうした？！どうした？！、なんて思いながら、読み進めました。読後すぐの今でも、何だか不思議なお話を読んだなぁ、と思っています。。。

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4
ゆききさん

2021-08-20

※このレビューにネタバレが含まれています。
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「ソラ」と付いているので一瞬あのシリーズかと思ったのですが、画家さんも違うし別物でした。ドキッとしちゃいましたよ。相変わらずちょっとひねた角度からの切ないお話が得意な方です。ゆっくり読んだ方がいい作家さんですね。

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3
sakanaさん

2021-08-26

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期待して読んだけど、今回はちょっと残念。正確には星2.5くらいかなぁ。設定もなんか浅かったかなあ。わざわざファンタジーにしなくても良かったのに。それより何より二人(特に受け)の台詞にリアル感が無さすぎ。こんなくどい会話を人は普段するものだろうか？現実感のないくどい長い会話にもう途中から嫌になってしまいました。

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3
きららさん

2021-08-25

※このレビューにネタバレが含まれています。
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作者さんの氷泥のユキが好きで、SF的な感じをどう書かれているのか、気になって購入。芯のある唯愛と情深くなっていく学が、曖昧になりがちな愛の在り方や意志を言葉として自分たちに取り込んでいく様が素敵だと思います。10年の歳月がそうさせてしまうのかもしれませんが、学の将来、能力などに対して唯愛が悲観したり寂寥を募らせ云々が繰り返されるのは、うんざりした。その割に待宵の指輪に関しては流されていて、比重の置き方が合わなかった。学が唯愛に宛てた手紙の高校生の時の学の考えてた事がとても可愛らしかった。手紙が尻切れトンボな感じがしましたが、付き合い出してからの想いは、しつこい程の前述でわかってる程なのかなぁ、と、とりました。読み返すか、と言われると、微妙です。ただ、レジンアートには興味がわきました。

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