コロナ禍でもナース続けられますか

北海道で現役ナースとして働く著者が、実際に病院で体験したコロナ問題を医療従事者の視点からリアルに描くコミックエッセイ。緊急事態宣言が発令され、多くの人たちがリモートワークに切り替わっていた頃、病院という特別な場所は『いつも通りの機能』を求められた。しかしそこで働く看護師たちは新型コロナウイルスの抗体を持たない生身の人間。いつ自分達が感染するのかわからない状況で、押し寄せる大勢の患者達に対応し、医療物資不足や医療従事者差別などの問題を抱えながら奮闘していく姿が描かれる。

＜目次＞
第1話 忍び寄るコロナの影
第2話 医療物資不足
第3話 手作りの防護服
第4話 続出する陽性患者
第5話 緊急事態宣言
第6話 私たちを支える家族
第7話 医療従事者差別
第8話 押し寄せる患者たち
第9話 同僚ナースのコロナ感染疑惑
第10話 それぞれの思い
最終話 コロナ禍でも生きていく

（※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています）

レビューPICK UP

非表示にする 表示する

※この作品にRenta!で購入したユーザーのレビューはありません

※Renta!で購入したユーザーのレビューのみが表示されます

• 5

  ぷうちゃんさん

  2022-08-28
  ※このレビューにネタバレが含まれています。

  レビューを表示する

  本の中で、医療従事者や医療従事者の家族だからと差別された話が書いてありました。コロナにかかったからと差別される患者さんがいたりして、怖いのもわかるけどいい加減にしろと思っていました。わたしは薬の副作用で阪神麻痺してしまったことがあって、外を歩くと汚いものを見るような目であからさまに見てくる人が結構いて傷つきました。もう治りましたが、身体障害者の人はいつもこういう目で見られていて、外出するたび嫌になるだろうなと思いました。悪気はないけれど無神経な人はたくさんいて、そういう人は一生自分のしていることに気がつかないので治らないだろうなと思うのですが、やっぱりムカつきます。自分は気をつけようと思いました。

  参考になった

  0人

  

  レビュアーのレビューリスト 不適切なレビューを報告する とじる
• 4

  はらぺこなコピー機さん

  2021-07-28
  ※このレビューにネタバレが含まれています。

  レビューを表示する

  コロナ下での看護師さんの活動が穏やかな筆致で描かれていますが、たんたんとした描写の分事態の大変さが胸を打ちます。貢献されているのにこんな対応をされるのかと悲しくなる場面も。エピソードなどはもう少したくさん読みたかったです。

  参考になった

  0人

  

  レビュアーのレビューリスト 不適切なレビューを報告する とじる

元に戻す レビューを見る レビューをもっと見る レビューを書く